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風俗トピックス

乳首がデラウェア、すすきのキャバ嬢の憂鬱

2019-01-08 23:13:06

どうも、儚です。
私は19歳からさまざまなアダルト系の仕事を経験してきましたが、今回お話しするのは「すすきのの」キャバクラ嬢として働いていたころのお話。

【すすきののキャバクラって?】

前書きで、すすきの、という部分をなぜ強調したのか。こちらのサイトをよくご覧になる方はすでにご存知かもしれませんが、北海道におけるキャバクラとは他の都府県で言うところの「セクキャバ」や「おっパブ」を指します。そう、おさわりOKなのです。
どこまでおさわりが許されるかはそのお店によって異なりますが、大きく分けて
・ソフト
・セミハード
・ハード
の3種類がございます。
ソフトは大体、服の上から上半身を触るのが基本。セミハードは生で上半身をまさぐることができ、ハードに関しましては下半身までおさわり可能なのです。ちなみにこちら、私が体験してきたキャバクラ店それぞれが掲げていた店の分類とそのサービス内容になります。店舗によっては少々の差があるかもしれませんのであしからず。
今回私がお話しますのは、上記したなかの「セミハード」の店舗での経験談です。

【ソフトからセミハードへ】

初めて私がキャバ嬢として働いたのはソフト店。ブラジャー着用の上、制服の上からに限り上半身のみおさわり可能、という今考えれば超ソフトなキャバクラでした。しかしそこで働くうちに「いかにして生乳を触るか」という、本来その店舗で禁止されている行為に異常な情熱を燃やす客が激増。店のルールだけは死守したい真面目な私はその攻防戦に嫌気がさし、「それなら最初から生乳OKの店に行こう」という少々ぶっ飛んだ選択をしたのでした。みなさん、お店のルールは守りましょう。
そして務めたセミハード店。こちらは始めからノーブラで制服を着用し、ダウンタイムと呼ばれる暗闇の中でのサービスタイムが来るとお客様の上にまたがります。そしてその後、照明が明るくなるまでの数分間、お客様は制服の上から触ろうが生乳揉もうが、顔をうずめようが舐めまわそうが自由なわけです。ソフト店にいたころは、制服の中を目指しあらゆる方向から迫りくる客の手をさばくのに必死だったことを思い出しつつ、「なんて楽ちんなのか」と余裕をぶっこいていられたのは最初の1か月。その後、そのダウンタイムが原因でまさかの事態に陥るとは夢にも思っておりませんでした。

【デラウェア事件】

さあ、ここから、タイトルにも設定した今回のお話の中心へと参ります。セミハードキャバ嬢へと華麗なる転身を遂げた私は、以前と比べて気持ちが楽になったことに酒好きも相まって仕事が楽しく、週に4日ほどの出勤を続けていました。そして1か月が経過したある日のこと。私の身体に異変が起こったのです。

「…なんだ、この乳首は…?!」

それは確か、週のうちの連勤3日目の出来事。昼の用事を終えて出勤した私は控室でブラジャーをはずし、制服を着ようと鏡を確認、自分の変わり果てた乳首の姿に驚愕しました。
グロテスクな表現を避けるためにあえてブドウの品種にたとえさせていただきましたが、その姿はまさにデラウェア。しかもかなり熟成しており、ワインでも作れそうな勢いです。元の私の乳首は自慢じゃありませんが「きれい」と定評のある、明るいカラーの健康的な乳首です。それがなぜ…。
アホな私は全く想像もしていなかったのですが、考えても見てください。本来乳首とは、赤ん坊の吸引によって簡単に乳が出てくるように作られた繊細で敏感な部分。そこを大のオトナである男性がかわるがわる、好き勝手こねくりまわし、しゃぶりつくすのです。しかも酔っぱらった人が大部分でありみなさん、その力の制御装置は停止しています。さらに悪いことに私自身も毎日酔っぱらっていたため、その時の痛みに鈍くなっていたのですね。ここまで自分の乳首に負担がかかっていたとは全く気づきませんでした。
本来ならばすぐにでも乳首を休ませてあげなければならない状況でしたが、その日は週末。人気店だったそのお店は混雑が確定していました。さあ、どうする?

【身体の管理はしっかりと】

乳首がデラウェアと化した私、週末に当日欠勤をかますわけにもいかずとった行動は「薬局に走る」でした。閉店準備をすすめる薬剤師の方に迷わず言いました。

「舐めても平気な軟膏ください」

お客様第一です。口に入っても無害な薬をきちんと教えてもらい購入、乳首に塗りこみ定時に出勤いたしました。酔いと興奮の作用なのか、「変な味する」とか言い出すお客様もおらず、私も早々にお酒の力を借りて自らの身体に緩やかな麻酔をかけ痛みをごまかし、無事その日のお仕事を終えました。翌日からしばらくお休みをいただきましたが、それに至る経緯を店長にしたところ「素晴らしいガッツだ」とお褒めの言葉をいただき快く休暇を取ることができました。良い子はマネしないでください。
どんな職種であっても自分の身体の管理は一番大切。特にアダルトな業種は不調を招く原因と常に隣り合わせです。日々、自分の身体をチェックしつつ無理せず頑張りましょう。
下半身のおさわりはNGのため、お客様の攻撃対象はおっぱいオンリーであるセミハードキャバクラ。乳首が悲鳴を上げる日々に嫌気がさし、「下半身もおさわりOKなら客の興味も分散されるはず。そうだ、ハードキャバへ行こう」と私が再びぶっ飛んだ選択をするのはもう少々後の話。
最後になりますが現在、私の乳首は元気です。では、また。

ライタープロフィール

元風俗嬢

幼い頃から今に至るまで「事実は小説より奇なり」の変態ホイホイ人間。おかげさまで普通の感覚を超越し、好奇心からデリヘル、箱ヘル、ソープランドから高級クラブ、その他諸々経験済。現在自…

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