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記事タイトル:メリットだらけの兼業SM嬢体験談!たった1つのデメリットとは?

ライター:野田 珠輝   閲覧数:2078

2022-04-15 13:03:43

元風俗嬢ライターの野田珠輝(たまき)です。私は過去、吉原のソープをメインの仕事にしながら、週に1回M嬢として掛け持ちをしていたことがあります。約1年ほどで事情があって辞めましたが、あのときの経験があって今があるともいえる、濃い経験をさせてもらいました。M嬢の実態について興味はありますか?今回はそのお話をしてみようと思います。

【現役モデルのM嬢ここに誕生?】

同じく吉原ソープで働いていた友達が、「実は私、SM店でM嬢もやってるんだよね」と打ち明けてくれたのは知り合ってそう経っていない頃です。
スカウトさんに紹介されたらしいのですが、その子曰く「ちょっと我慢するだけでかなり稼げるよ」とのこと。
仕事では責め派の私ですがプライベートはM寄り。
もともと興味もあったので、彼女の紹介でお店に行ってみることにしました。

「Aちゃんの友達なんだー。じゃあ職業はモデルってことで」とざっくりプロフィールを決められ、そのまま体験入店することに。
彼女も本職は私と同じソープ嬢ですが、確かにモデルのような美しい顔立ちとスタイルを持っています。
さして美人でもなく寸胴な私とAちゃんは、モデル仲間という設定になりました。

【SM風俗の基本プレイとは?】

今や風俗といえば、多少のコンセプトの違いはあれどデリヘルがスタンダードでしょう。
基本プレイはだいたいキス・フェラ・69や素股などですよね。

しかしここはSMデリヘル。
ハード系のお店と似ているかもしれないのは、ローターやアナル舐め、イラマチオも基本プレイであることでしょうか。
そして手渡されたお仕事バッグには、ムチや縄、お湯浣腸用のシリンジまで入っているのです。
重さという意味だけではなく、ずっしりしていました。

【まさか……牛乳浣腸が初仕事!?】

「バラ鞭は上手に使うとあまり痛くないものなんだな」とSMならではの知識を吸収しながら初日の待機。
SMは怖いというイメージもあったため、面接を受けるまでAちゃんにうざったいほど質問を繰り返していました。
理解と納得はしたものの、やはり初めてのお店、しかも初めての業種は緊張します。
面接と体験入店の日程を、Aちゃんの出勤日に合わせていて良かったと思う瞬間でした。

すると早速私にオーダー。
しかし初仕事の緊張よりも、訪れたのは戸惑いでした…。
なんと『牛乳浣腸』のオプションが入ったのです。

コンビニで自分のアナルに入れる予定の牛乳を買ってホテルへ向かう、謎の無力感に打ちひしがれました。
正直に言って、そのときのことはあまり覚えていません。
記憶にあるのは「なんで牛乳をお尻の中に入れられているの?意味がわからない!」という敗北感に似たもの。
初仕事を終えて「どうだった?」とAちゃんやスタッフさんに言われてもよくわかりません。

聞くところによると『牛乳浣腸』なんてオプションはお店でも年に1回入るかどうかくらいのもの。
どおりで店長やAちゃんはじめ、他の女の子もざわついていたわけです。

【さすがにM嬢はやめておこうか…】

SM風俗に片足を突っ込んでみたはいいものの、いきなり牛乳浣腸はハードルが高すぎます。

やっぱりやめておこうか…。
そんな思いがよぎりました。

牛乳浣腸が本当に年1回程度なのか疑っていたことも理由の一つです。
「きっと私を入店させたいから、本当はもっと頻繁に入るオプションなのに嘘をついている!」と。
でも、スタッフさんだけでなくAちゃんまで「私もこのオプション入ったの見たことない!びっくりした!」と言っています。

Aちゃんが嘘をつく必要はありません。(友達紹介バックもなかったです)
確かにお給料は良かったので、次回出勤も体験入店のつもりで「嫌になったらやめればいいや」と思い入店してみることにしました。
その私が、結局1年もM嬢として働くことになろうとは。

【メリットだらけの兼業M嬢】

結果的に、SM風俗で働いてみて私は良かったことのほうが圧倒的に多かったです。

・本業がソープだが気分転換になる

同じお店だけでずっと働くよりは、ときどき源氏名もプレイも全く違う自分になれることは大きなメリットでした。
またお店は集団待機だったのですが、それぞれに得意プレイも異なり固定客がついていたため和気あいあい。
待機中も楽しく過ごせました。

・紳士的なお客様に出会えた

SMはときに危険がともなう遊びのため、お互いが信頼し合う必要があるのです。
特にM側は、自分の身をすべて相手に委ねることになります。
お客様がそのことをわかっているためか、何をするにも一つひとつ確認してくれる方がほとんどでした。

・SMを少しだけ理解できた

S男性は「M女性を支配する自分が好き」という気持ちと、「相手にこんなことをさせている自分に興奮する」というある意味両極端な気持ちを持っています。
サド=マゾ、マゾ=サドであることを身を持って理解できました。

・本業での許容範囲がさらに広がった

一般的にはものすごく恥ずかしいことでも、SM風俗ではそれを目当てに遊びにやってきます。
一番驚いたのは、私の排出した黄金を食されたことでしょうか。
それ以降は何があっても驚かなくなってきました。

【まとめ】

SMで働いて思ったデメリットを一つだけ挙げるとしましょう。
それは本業のソープやプライベートなどで「俺ってドSなんだよね」という責めたがりの自称Sに腹立たしくなったことです。
『ホンモノのSさんはそんなこと言わないものよ』と心の中で思う日々。

Sっ気がある…程度の皆さんであれば「女の子が気持ち良くなっているのを見たいんだ」と伝えましょう。
そしてお嬢様に嫌がられることをしないよう「これはどう?ここまでやっても痛くない?」と、その都度確認してあげてください。
そうすれば良客認定してもらえる可能性がかなり高いですよ!

ライタープロフィール

野田 珠輝

野田 珠輝 元風俗嬢

北の孤島に在住する元風俗嬢ライター。 体験入店を含めればほぼすべての業種を経験したといっても過言ではない。 基本的にはソープがメイン。 きちんと在籍したのは、メンズエステやデリヘル、…

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