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ストリップ劇場体験ルポ! 昭和のAV女優2 菊池エリ編

 「ストリップ劇場体験ルポ! 1」に書いた神代弓子とほぼ同時期に、一世を風靡したといってよいAV女優に菊池エリがいました。愛苦しい童顔とそれに相反するかのような豊満な肢体のギャップが一部の男たちの目を引き、演技ではない男と女のsexそのものを見せるという奔放性も、当時の他のアダルト系女優にはそう見られないマニアックな存在でした。無修正ビデオのヒット作を何本か飛ばして名を上げてからは、有名AV監督の表ビデオにもたくさん出演し全国的な知名度も増したように思います。彼女のエロに向かう好奇心とチャレンジ精神はとにかく並外れていました。

【非日常的なエロをお茶の間に】 

 その証拠に、菊池エリでなければ出来ないような企画ものを次々に世に出してゆくこととなります。特にSM系撮り下ろしや、黒人との絡みなどの非日常性をAV界に持ち込んだのは画期的でありました。例えばそれまでSMとは蝋燭とムチ、縄や浣腸などの熱い、痛い、汚いというイメージだったものを、鼻や口のフックにより唾液の垂れ流しが起きたり、放尿を風呂場で見せるだけでも如何にエロいか、を知らしめました。私もSMとはコワだけという認識が変わりました。(SMに開眼したわけではないです笑)また日本人女性が積極的に黒人と交わるという発想そのものが大胆でした。白と黒という対照的な肌の色のコントラストも鮮やかでしたが、巨大であろうコックを彼女がウグッと言いながら咥えたり、局部に抜き差しする場面を、濃いボカシの中に想像するだけで生体反応(勃起を含む)が起きたものでした。
 昭和の成人映画史の頂点を築いた「日活ロマンポルノ」から、個人でビデオを楽しむという時代に急速に移行し、菊池エリはその渦中にいました。濡れ場があるだけでありがたかった成人映画から、早送りや巻き戻しも自由、ここぞという場面では一時停止して好みの女性を独占できるビデオに成人男性が流れたのは当然でした。そして彼女なら何でもできる、やってくれる、次回は何を?と男性陣の期待が最高潮に達しようとしていた矢先に、ストリップ劇場に出演というニュースが飛び込んできたのです。矢も盾もたまらず渋谷に繰り出しました。

【フラッシュバック】

 待ちに待った菊池エリの登場です。前座の何人かのストリップ嬢の記憶は失礼ながらまったくないほどに全精神と視覚を、いや五感すべてを菊池エリに投入していました。
 ほぼ30分のステージの前半はお決まりの着衣ダンスで、特に振り付けが凝っていたり踊りが上手というわけではなかったのですが、まったくじれったさ、長さを感じませんでした。映像の通りの、やや厚めの上唇と長めの鼻筋、そして常にwelcomeな表情が相変わらずたまらない魅力を醸し出していました。身長が168cmあり、女性にしては高めというのも舞台映えし、存在感のアピールに繋がっていたと思います。3サイズは若い頃の公称でB94 W60 H86、ストリップに出る頃にはややむっちりしていましたが、理想的過ぎますね。いよいよブラを取って一歩一歩花道を前進する際の誇張するかのようなバストの揺れ、というより意図的な揺らし方が一際鮮明に焼きついています。「菊池エリよ、永遠なれ!!」と呟いた瞬間でありました。
 その後持ち前のサービス精神を発揮し、ピンクローターや天狗オナニー鑑賞へと移行します。彼女は無類のおもちゃ好きに見え、決して事務的にならずに器用に上手に使用するため、男性陣のドーパミンと先走り汁を溢れさせました。ビデオなら飛ばし見ることが多かったオナニーシーンを、自分でも恥かしくなるほどに、実物にできるだけ顔を近づけて見ようとしているのには驚きを隠せませんでした。やはり二次元には無い大迫力!
 
 さてストリップの実演に接して、菊池エリの恥骨や恥丘はやや盛り上がっていて、割れ目も長めに切れ込んでいるというのを確認しました。このことは大陰唇を広げやすく、右手2本指での開脚などに適していてサーモンピンクの肉襞が良く見えたということなのです。そしてステージ上ではM字開脚を軸に、ひっきりなしにアングルやポーズを変えるのも印象的で、1つの方向に1つのポーズで長時間静止することはなかったです。であるからこそ観客は一瞬一瞬を見逃すまいと必死でありました。男達は餌を貰う鳩のようでした(笑)

【隠れた魅力】

 実は私、菊池エリの裸体の隠れた魅力はお尻の穴=菊門=にあると思っていたのです。先に恥骨や恥丘が高いと感想を書きましたが、お尻の割れ目の奥深〜くに菊門があるのではなく、浅い位置にある、つまりうつ伏せになり、尻を少し持ち上げようものなら菊門がメインと言わんばかりにスポットライトに照らされるのです。色も形も良く、舐めたくなるようなエロさでした。彼女の衒わない性格はまったく菊門を隠そうとする素振りすらなく、「ねえ、ほら、見てえ〜」と言わんばかりに、膣に天狗を抜き差しするたびに菊門を締める襞が伸び縮みする様子も、その都度大陰唇が、天狗に纏わり付く様子も最高にエキサイティングでした。

【仕事を感じさせない脱ぎっぷり】

 ストリップ嬢というもの、仕事として脱いでいるというのが本当のところだと思います。彼女もきっと例外では無かったでありましょう。しかし菊池エリの場合は自ら進んで裸になり、男たちの欲望や願望を満たしてくれる的な天然さがありました。もちろん多くのAV出演経験から来るプロ意識、狂おしく誘うような表情やカメラ目線など、計算されたかのような作為的と思える場面も少なくはなかったですが、それもエロいオーラを持っていればこそのこと。そんな後天的に培われた所作や努力など気にならないくらいに、先天的なエロい要素を満載している人なのでした。ちなみに観客の一人が舞台に上がっての「まな板ショー」等は無かったのですが、有名AV女優であるにも関わらず、菊池エリなら普通にアリかも?と思わせたところがまたステキでしたね。

ライタープロフィール

豊潤(ゆたか じゅん) 風俗愛好家

自称真面目な中年男。気が付けば人生の日暮れ近く。平和主義だが基本は辛口。風俗といえど女性との一対一の付き合いと捉え、立場や気持を尊重することで良好なコンタクトを生むとする派。年代…

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