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風俗スタッフと風俗嬢の関係性というのは非常に微妙なラインにあります。
多くのお店では風俗嬢に感情移入しない様に、スタッフへ厳しい罰則を設けたり、極力仕事以外で関わらせない様にしたりと、様々な対策をおこなっています。

なぜそこまでしてスタッフと風俗嬢が親密にならない様にしているのか。
また、それが原因でどんなトラブルが起こり得るのか。
その内容について今回は詳しくご説明させて頂きます。

【風俗嬢とスタッフの色恋】

風俗嬢とスタッフが恋仲になってしまったり、片方の好意からセフレ関係になってしまうというのは、どこの店でも起こり得ること。
特に風俗店のスタッフは、そうした風俗嬢とのラッキーを心のどこかで求めている…というひとも少なくありません。

経営者の立場からすると、実はそうした恋仲になったり親密な関係になること自体には、なんら問題は無いんです。
内情を知らない人からすれば「風俗嬢との体の関係が問題ない」なんて、驚きだと思います。

しかし、それが原因で引き起こされるトラブルが売上に支障をきたす恐れが高いことから、風俗嬢と親密になることが禁じられているのです。

【スカウトマンとの兼ね合い】

現在、全国各地の風俗店で働いている風俗嬢の7〜8割はスカウトマンを経由して働いています。
お店によってはスカウトマンを一切入れずに求人のみで運営しているところもありますが、そうした店舗は極稀だと言えるでしょう。

スカウトマンを通している女性と言うのは、何かお店で問題があった時にすぐにスカウトマンへ相談することが多いです。
「稼げない」「休みが無い」「ルールが厳しくて合わない」…などの愚痴や要望を聞くのもスカウトマンの仕事の一環。

そんな何でも相談できる相手に「店のスタッフと肉体関係を持った」なんてことを話されるとどうなるか。
自分が紹介した大切な人材を私利私欲で使われたスカウトマンからの信用は地に落ち、二度と女性を紹介してくれなくなります。
またスカウトマンというのは横の繋がりが強いため
「あの店は働いてるキャストに平気で手を出す」という情報が瞬く間に広がり、他のスカウトマンからもマークされるのです。

そうなれば女性の供給源が一気に少なくなり、新人の入店率が激減。
結果的に売り上げの低迷に繋がってしまうのです。

【他の女性と比較される】

もしも一人の風俗嬢と体の関係を持ったことが、他の女性に知れ渡ったらどうなるか。
その女性に仕事が入る度に
「アイツは枕営業で他のスタッフからひいきされている」
と、言われる様になります。

実際にはひいきなどしていなくても、他の人間からすればそう見えてしまうのは仕方ありません。
特に仕事が付き辛い時期などはなおさらその様に見えてしまいます。

また、その不信感は当事者の女性だけでなく、スタッフにも及ぶのは言うまでもありません。
「アイツは店の女に手を出すヤツだ」というレッテルを貼られれば、信用してくれる女性はいなくなります。
風俗のお仕事はスタッフと風俗嬢との信頼関係あってこそのもの。
その信用と信頼を裏切ってしまえば、売上の低迷は免れません。

さらにそうした目や声が気になるからといって、当事者の女性にわざと仕事を付けない様にするなんてことをすれば、より事態は悪化します。
その女性本人からすれば、いわれのない声に踊らされるスタッフが無能に見えて仕方ありません。
そうなればすぐに店を変えるという話になり、結果、体の関係を持ってしまったがために、一人の働き手を失うことになるのです。

一人の大切な従業員も、残った周りからの信用も失うというのは、風俗のスタッフにとって一番避けたい事態と言えるでしょう。

【私情のもつれから退店】

肉体関係だけではなく、付き合うところまで話が進んでしまっているとより厄介なことになります。
なぜなら、周りにそのことがバレていなくても、当事者であるスタッフと風俗嬢の私情によってトラブルが発生する可能性が高くなるからです。

最も多いのはお互いが喧嘩してしまった時に起こるトラブル。
喧嘩して気まずい状態になっても、お店で絶対に顔を合わせることになります。
そうなると、相手のやることなすことが目についてしまい、イライラが収まりません。
そのせいで仕事中であるのにも関わらず、プライベートのことを持ち出して口論になったり、仕事が手につかなくなるのです。

そうした状況が続けば女性側はもはや店を変えようと考え始めます。
喧嘩が原因で顔を合わせたくないから、という理由から店を辞めてしまう人は少なくないのです。

【まとめ】

今回は風俗嬢との色恋や肉体関係が原因のトラブルについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
風俗店のスタッフと聞くと、風俗嬢とのラッキーがある様に思われがちですが、それはかなりリスクの高い行為であり、実行に移す人は多くありません。
もしもこれを読んでいる方が、そうした風俗嬢との関係を望んでいるのなら、あまりおススメはできませので、注意してくださいね。