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風俗トピックス

風俗スカウトマンの仕事内容とお給料ってどんなもの?

小野妹子

2018-11-21 21:10:14

ガールズバーの様なソフトなお仕事から、大金が稼げる風俗まで幅広く夜のお仕事を紹介しているスカウトマン。
『名前は知ってるけど実際にどんな活動をしているのかは知らない』という人は多いと思います。
それは『スカウトマンの仕事』という一括りでは説明できないくらい、彼らは専門の分野が分かれているからでもあるのです。
そこで今回は風俗のお仕事を専門とする『風俗スカウトマン』に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

【風俗スカウトマンとは】

デリヘルやソープなどの風俗店全般に、働き手である女性を紹介するのが風俗スカウトマンです。
女性を集める方法は路上での声掛けや、SNSなどの宣伝が主となっています。
もちろんその中の紹介者の中には風俗経験が長い人もいれば、一度も風俗で働いたことのない、いわゆる業界未経験者という方もいらっしゃいます。

風俗業界に携わったことがない人からすれば
「経験もないのに風俗で働きたいなんて考える人がいるの!?」
と驚くかもしれません。
しかし昔に比べて風俗のお仕事はハードルが下がっています。
最近では「女性の高収入求人」なんて言葉に置き換えられるようになり、都市部ではそれを宣伝する広告トラックが走っているくらいです。

風俗の仕事を探している女性というのは一般の皆さんが思っているよりも、かなり多くなっています。
ある統計では成人女性の30人に1人が、なんらかの風俗関係の仕事の経験があるという調査結果が出ているのです。
風俗スカウトマンはそうした女性達に声を掛けて、自分たちの契約しているお店に紹介することで収入を得ています。

【風俗スカウトマンの給料】

お店との契約にもよりますが、スカウトマンは基本的に自分が紹介した女性が月毎に稼いだ金額の10~20%をお店から紹介料として支払ってもらいます。
例えば、紹介料が20%なら紹介した女性が月に30万円稼げば6万円が入り、同じ様な女性を10人入れることで60万円がスカウトマンに支払われるのです。
これを業界では「スカウトバック」と呼びます。

風俗スカウトマン達はこのスカウトバックをより多く稼ぐために沢山の女性達をお店に紹介していくのです。
しかしながらこのスカウトバックを得るというのは早々簡単なことではありません。
毎日街中で街行く女性に声を掛け、何百人何千人と勧誘を続けるのです。
もちろん話を聞いてくれた人間が絶対にお店で働いてくれるとは限りません。
話をしてもし駄目ならまた次に…という気が遠くなるような仕事なのです。
またそれ以外にもスカウトマンには仕事があります。

・紹介女性の管理

いくら風俗という仕事のハードルが低くなったといっても、スカウトマンの数が多い以上、女性は取り合いです。
そのため自分が紹介した女性には一日でも長く働き、一円でも多く稼いで貰いたい、というのが本音になります。

しかしお店が思ったよりも暇で想像していたよりも稼げなかったり、悩みを抱えて働くモチベーションが上がらなかったりすると、その都度相談に乗ってあげてケアする必要が出てくるのです。
もしそうした管理を怠ると
「あのスカウトマンは信用できない」
「自分のことばかりで全然こちらの気持ちを分かってくれない」
「結局私のことを金ヅルとして見ていない」
といった評価を受けてしまい、自分から離れてしまいます。
風俗スカウトマンはお店に女性を紹介して終わりというわけではなく、むしろその後のケアが大変な業種なのです。

・団体に属するかフリーか

風俗スカウトマンは大きく分けて二つ。
1人で気ままにやるフリーか、団体に属して行うかです。
フリーのスカウトマンの場合、基本的に契約したお店から貰える紹介料は全て自分のものになります。
しかし、有名な店舗や大きなグループ店はフリーのスカウトマンと契約したがりません。
そのため紹介先が限られてくるというデメリットもあるのです。

それに対して団体で行動しているスカウトマンは、そのトップが業界に精通している人間である場合が多く、様々な所にコネクションを持っています。
そのため契約できる店舗が多くなり、紹介先が豊富になるのです。
ただし、その分紹介料を全て自分の懐に入れることはできません。
自分の取り分は頂いた紹介料の50~60%前後になるのが一般的です。

【まとめ】

今回は風俗スカウトマンの内情について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
スカウトマンという仕事は簡単そうに見えて、その実は非常にハードな業種です。
また、近年は条例等によって路上スカウト行為を禁止される所がほとんどで、勧誘の場はどんどんネット上へ移っています。

また悪質な手法で女性を騙す様な形でお店を紹介するような人間が増えたことから、スカウトマンという肩書きに悪いイメージが付くようになりました。
そのため「スカウトマン」と名乗らない人間も年々増えてきています。
もしかすると、夜の業界でスカウトマンという言葉が使われなくなる日も近いかもしれません。

ライタープロフィール

小野妹子 業界関係者

元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…

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