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風俗の男性スタッフと一口に言っても、その仕事の内容に関しては業種によって様々です。
ソープやファッションヘルスの様な部屋のある風俗では掃除が必要ですし、デリバリーヘルスであればドライバーの配車指示が必要になります。
そんな数ある風俗の男性スタッフの中でも、比較的簡単で楽だと言われるのがホテヘルの男性スタッフです。
なぜその様に言われるのか、そして本当に楽なのかについて今回は解説させて頂きます。

【ホテヘルのシステムがあるから楽？】

ホテルヘルスは女の子がお客様と一緒にホテルまで歩いていくシステムです。
そのため、受付を済ませたら女の子とお客様を送り出し、その後は連絡のやり取り以外やる事はありません。
デリヘルの様にドライバーに
「○○ホテルの●号室にお願いします」
「20分後に○○で女の子が出てくるので迎えお願いします」
「女の子から売上○○円を預かって下さい」
といった様な指示を出す必要がないのです。

そのため、女の子とお客様を案内する業務においてはデリヘルと比べると非常に簡単であると言えるでしょう。
またこれはファッションヘルスでも同じことが言えますね。

ホテヘルのお客様案内までの流れを簡単に紹介すると
「店頭受付」→「料金受取」→「ホテル予約」→「女の子とお客様をご案内」
といった感じです。
お客様に住所やお名前を聞く必要もありません。
フリーや指名が既に決まっている場合は、1分程度で受付が終わることも良くあります。
予約されているお客様の場合も同じく、案内まで早く終わることが多いです。

これだけを見ていると確かに『ホテヘルの男性スタッフって楽そう』と思うかもしれません。
しかし、ホテヘルで働くのが楽、と言うにはある一つの課題をクリアしなければならないのです。

【ホテヘルで働く課題】

それは先程の業務の流れの中にあった「受付業務」です。
ホテヘルの受付業務は基本的にお客様と対面するものになります。
そのため、ある程度の接客技術やコミュニケーション能力が必要になるのです。

このお客様との対面というのがネックになって、ホテヘルで働くことを嫌がる男性も少なくありません。
ホテヘルを利用する人の中にはお酒で泥酔していたり、マナーの悪いお客様もいらっしゃいます。
そうした問題のある人を相手取って接客するわけですから、もちろんトラブルも良く起こるのです。

そうしたトラブル処理が面倒だったり、事件事故に巻き込まれたくないという気持ちから、ホテヘルの仕事は決して楽ではない、と考えられる様になりました。
常に知らないお客様と顔を合わせるということが苦にならなければ、課題は楽にクリアできるかもしれませんね。

【接客のやりがい】

ホテヘルで長く受付業務を続ける人の多くは、接客にやりがいを持っている人が多いです。
直接対面して接客することを楽しいと感じている人にとっては、これ以上ない職種であると言えます。ここではそのやりがいについて、いくつかご紹介したいと思います。

・自分の営業トークでお客様を取れた時

一番やりがいを感じる時はやはりこれですね。
遊ぼうかどうしようか迷っているお客様を、自分のトークに引き込んで遊ぶ決断を頂いた時の達成感は、なかなか他では味わえません。

特に風俗というのは他のサービス業や小売業と比べると単価が高いため、お客様の財布も硬いことが多いです。
また、お客様の好みはバラバラであり「これだ！」というマニュアルも存在しません。

そうした条件の中でお客様を獲得することは非常に難しいですが、それを自分の実力で乗り越えることで自信と達成感を得られます。

・常連のお客様が出来た時

お客様の中には自分のことを気に入って足を運んでくれるようになる方もいらっしゃいます。
「店員さんのこと信じて良かった」
「いつも良い子をつけてくれるから」
「お兄さんの接客が好きだから」
など、自分の接客を認めてくれる言葉を頂けた時は、やはり嬉しくなるものです。

そうした積み重ねから、目当ての女の子がいなくとも、「とりあえず良い子がいないか遊びに来た」と、常連になってくれる人も少なくありません。
自分の魅力でお客様を掴むことが出来るというのは、受付スタッフとしてこれ以上ない喜びであると言えるでしょう。

【まとめ】

今回はホテヘルの仕事が比較的簡単で楽だと言われていることについて解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか？
他の業種に比べてやることが少なく見られがちなホテヘルのお仕事も、業務が少なくなる代わりに対面接客という課題があることが分かりました。
お客様との直接の接客、またそれを原因とするトラブルの対処などに関して、しっかりと受け止めることができるのであれば、決して難しい仕事ではないでしょう。

何事も得手不得手がある様に、一概にホテヘルの男性スタッフの仕事が楽だというのは語弊があります。
人と接することが得意、好き、という方はぜひ一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね。