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こんにちは風俗・メンヘラ・美容ライターのスミレです。

スミレは今回の記事で連載が最終回になります、今まで読んで頂き本当にありがとうございます。

最後になりますがしっかり書いて行きたいと思います！！

さて、風俗で働く前には色々なリスクを考えますよね。

しかし散々考えて自分自身で決めた事であっても実際に働いてみると後悔した事・失ってしまったモノなど働く前では気付けなかった事があります（苦笑）

今回は、スミレが実際に働いて気付いた事・失ったモノをお話したいと思います！！

【働いてみないと分からない金銭感覚のズレ】

今の時代風俗は稼げないと言われており実際そのとおりだと思うのですが、それでも普通の仕事をしていて得られる月収ではありません。お給料が日払いなのも即金が出来て嬉しいことです。

そんな生活に最初は浮かれていたスミレでしたが、日によって収入は変動するので次第にストレスを感じるようになりました。

月給制の一般的な会社は、収入こそ水商売や風俗に比べて少ないかもしれませんが安定した収入が得られるので計画の立てやすい生活だなといのうが風俗嬢を経験して初めて気付いたことです。

また、スミレ自身は大丈夫とかなり自信があったのですが、だんだんと金銭感覚にズレが生じてお金の使い方が荒くなってしまいました。

＊けっこうな額の現金が目の前にあると感覚が麻痺しやすいので、極力稼いだお金を財布に入れておかない・こまめに口座に移すなどして、金銭感覚のズレを予防しましょう。

＊それでもお金に自信の無い人は信用出来る人に管理してもらうのもオススメです（スミレは恥ずかしながら一時期、妹にお金の管理してもらっていたことがあります....）

【自己管理の甘さ】

働く前は「私は大丈夫」と思っていても、いざ働いてみると自己管理の難しさを痛感するのではないでしょうか？

スミレが自己管理の甘さを痛感したのは「身バレ」と「心と体の管理」です。

宣材写真は修正しているから分からないだろうと過信してすぐに知人バレをするという失態をしてしまいました。

毎日上げる写メ日記などにも個人情報が映り込まない様に最善の注意をしなければ、本名や住所などが特定されかねません。

身バレも働く前には考えていたリスクだったのに働いているうちになあなあになってしまっていました。

また、風俗は自分の身体が商売道具なのでとてつもなく体力と気力を消耗します。
正直、働く前はもっと簡単で楽だと思っていました。

実際働いてみて「こんなに技術や気遣いが必要なのか！！」と当たり前なのですが気付かされます。

慣れれば体力面は健康管理に気を使う程度で大丈夫ですが、心はそんな訳にはいきません。

収入の不安定さ・接客の気遣い・風俗独特の人間関係など精神的に苦しくなる状況が多々あります。メンタルが病んでくると仕事にも影響があるので負のスパイラルに陥りやすいです。

この業界、精神衛生面は本当に良くないと思います。自分の感覚が麻痺して少し鈍感になっている位の方が働きやすいかもしれません（苦笑）

働いていて少しでも異変を感じたら、軽い気持ちでメンタルクリニックに相談してみるのも良いと思います。自分はメンヘラだって決めつけて自己解決しようとしている人もいますが、カウンセリングや通院・投薬治療することで気が楽になったり、周囲に心配をかける様な行為も無くす事が出来ます。

自分ではどうしようもないことを専門家に頼るのってなんにも悪いことではないですもんね。
自分一人でなんとかするだけが自己管理ではないと今になって思います。

【男性不信】

スミレが風俗嬢になって一番失ったと感じるモノは「人を信じる心」だと思います。

もちろん出会う人全員に対してではありませんし、信じる心を完全に失った訳ではありません。しかし風俗で働く前と比べると少し冷めた心になってしまったと思います。

人に対してあまり期待もしないし、興味も湧かない心になってしまいました。その分以前よりは冷静に物事の判断が出来ているのかな？と感じます。

風俗嬢をしていなければ、こんなに沢山の男性の欲望や本心を見る事も無かったので真っ直ぐな恋愛でもしていたのかな？と思いますが、分かりませんね(笑)

男性不信になって特別困ると言う事は普段の生活で無いかもしれません。むしろスミレ的には警戒心が強くなってラッキーだったり....（笑）

だけど風俗で働いたことによって失ったものを考えた時に、スミレにとって強く感じたのは「人を信じる心」でした。

風俗嬢が皆そうなるとは言いませんが、男性不信になる風俗嬢は多いと思います。

【最後は自己責任】

後悔しても、何かを失ってしまっても結局自分で決めて風俗嬢になった以上、誰かのせいには出来ません。

誰も助けてくれないし、自分で自分を守って受け止めていくしかありません。誰かのせいにした方が楽な時もありますが、それは一時の事。

最終的な決断と責任は自分が取らなくてはなりません。

スミレは風俗嬢時代に、精神的に苦しくて耐えられなくてスタッフさんに泣きついた事があります。スタッフさんは話を聞いてくれて結局その日は早退しました。

次の出勤の時に待機していると、部屋にスタッフさんが来てたわいもない雑談を３０分位してくれました。スミレが泣きついた事には触れずにけれども又気持ちが苦しくならない様にとスタッフさんの気遣いだと思います。

さりげなくフォローしてくれた事に感謝しました、そして苦しさは自分で答えを出さないといけないんだなと言う事にも気付かせてくれました。

忘れがちですが大切な事です、自分の事を決めるのは自分しかいないという事。

【まとめ】

今回書いていてスミレは自分が迷惑な人だったなと感じました。自分自身で選んだ事なのに誰かのせいにしたり、めんどくさくなったら目を逸らしてしまったり。

風俗嬢という仕事を選んだ時、後でくるリスクを十分に考えきていませんでした。

風俗嬢になる前は全てを想像し覚悟するなんて出来ないと思います。だからこそ風俗で働こうか迷っている女の子には今一度考えて欲しいと思いました。

そして最後になりますが、機会があって自分の経験などを書いてみて感じた事は「過去の出来事を後から冷静に判断して修正する事は簡単」ですが、実際にその瞬間が又来たら私は自分の書いた記事の通りに上手にかわす事が出来るのか？

読んでくれている人達の役に少しはなっているのか？

色んな事を考え・感じながら書いてきましたが、結局の所「記事を読んだ人がどう感じるか？」その部分は読んだ人、それぞれ違う意見や感想があると思い開き直って最後まで楽しく書かせて頂きました。

最後にスミレの拙い記事を読んでいただき本当にありがとうございます。

スミレでした。