風俗トピックス
ホテヘルの男性スタッフが仕事を辞めたくなる瞬間
ホテルヘルスで働く男性スタッフは、ドライバー配車等に追われるデリバリーヘルスや部屋の掃除があるファッションヘルス等と比べると比較的楽な業種と言われています。
しかし、直接お客様と面会する職種であるが故に、ホテヘルならではの悩みや苦悩があることも確かです。
そこで今回はホテヘルで働く男性が思わず店を辞めたくなってしまう瞬間について解説したいと思います。
【全くオススメじゃない子をお勧めしなければいけない時】
風俗業界は慢性的な女性不足であることはよく知られています。
貴重な働き手であるキャストを失わない様にするためには、例え指名を全然返せていないキャストや見た目が著しく悪い、普通に考えればお勧めできないような女性でも仕事を付けなければなりません。
当然その後押しをするのは受付スタッフの仕事。
「おすすめの女の子は誰?」とお客様に聞かれた時、本当に人気のある女の子を差し置いて、全くオススメできない子を推さなければならないのです。
また新人が入ってきた時も「暇な店」という印象を与えない様に、優先的に仕事を回さなければなりません。
お店主体の考え方をする店では、この様なスタッフの精神を削る接客を強いられることがあります。
【見た目が地雷のキャストをお客様と対面させる時】
容姿が明らかにパネルと比べると劣っている、いわゆるパネマジをしているキャストを案内する時は、スタッフの心臓はバクバクと脈打っています。
なにせパネルではゴリゴリに盛られている女性を全く修正されていない状態で引き合わせるわけですから、心中穏やかでないのは当然です。
案内の際に対面した瞬間の
「お前騙したな…」
というお客様の目は、痛々しく心に突き刺さるものです。
それでもスタッフはそれに気づかないフリをして笑顔で『いってらっしゃいませ』と振舞わなければならないわけですから、当然精神的なダメージは蓄積されます。
次第にお客様を騙す行為に嫌気がさしてしまい
「もう辞めてしまいたい」
と考える様になってしまうのです。
【チェンジorキャンセルを言われた時】
上記の様なパネマジ嬢の案内も心苦しいですが、まだそのまま素直に受け入れてくれるお客様であった場合スタッフは救われます。
さらに精神的なダメージが大きくなるのはこの引き合わせたタイミングで
「いやいやダメでしょコレ。チェンジで」
「パネマジじゃん!!キャンセルするよ!!」
なんて言われてしまう時です。
もちろんお客様の言い分はもっともですから一度責任者の方に報告するわけですが、大抵の場合この顧客の意見は却下されます。
というのも風俗は基本的に「遊ぶ女性を指名した場合」「イベント料金で遊ぶ場合」はチェンジキャンセルが出来ない様になっているところがほとんどだからです。
言い換えれば通常料金のフリーで遊んだ場合以外は、チェンジキャンセルはできないということ。
加えて目の前で『チェンジ』『キャンセル』なんて言葉を一度言われた女性は、その男性に対して怒り、チェンジキャンセルができないことをお客様が納得したとしても、今度は女性の方が駄々をこね始めることが多いです。
その後のフォローが非常に面倒臭く、この出来事が原因で辞めてしまうキャストも珍しくありません。
チェンジキャンセルはホテヘルではあまり使われないため、だからこそお客様に目の前でいわれてしまうことに大きなショックを受けてしまうのでしょう。
【直接クレームを言いに来たお客様の対応をする時】
最も面倒でホテヘルのスタッフを辞めたいと感じる時。
それはお客様が直接クレームを言いに受付まで来た時です。
基本的にホテヘルは近くのホテルまでキャストと一緒に行ってそこでプレイし、ホテル前もしくは店のビル前でキャストと分かれるため、受付まで戻って来ることはありません。
しかしそんな手間をものともせず、クレームを言いに来られる方がたまにいらっしゃいます。
このタイプのお客様の多くは
「女性の接客態度が酷かった」「受付で言ってた話(容姿・性格・プレイなど)が違う」
といったクレームを言いますが、スタッフはこれに取り合いません。
ある程度常連であったり、ひいきにしてくれている方であれば誠心誠意込めて謝罪したり返金したりすることもありますが、大抵の場合は
「注意しておきます」「誤解を招くような表現で申し訳ありませんでした」
と言葉で謝罪して終わりです。
明らかにこっちに非がある場合でも、返金等には応じられないため同じ言葉を繰り返すことになります。
スタッフはこの瞬間心を無にして、ただ一つ
「あぁ、この仕事辞めたい…」
と思うのです。
【まとめ】
今回はホテヘルで働く男性が思わず店を辞めたくなってしまう瞬間について解説させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
ホテヘルは確かに他業種に比べると仕事量が少ないですが、その分直接お客様と合わなければならないという精神的な部分での負担が大きいです。
特にクレームなどの際に向けられる自分への敵意の様なものには、大抵の人間が参ってしまうことでしょう。
しかし逆を言えば、他人からのそうした言葉や敵意に対してあまり敏感でない人であれば適正の業種と言えるかもしれません。
風俗業界で働くなら得手不得手をしっかり考え、自分に合った業種に就くのが大切です。
ライタープロフィール
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小野妹子 業界関係者
元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…
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