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皆様、こんにちは！元高級デリヘルで店長をしておりました「モト店長」です。以前に少しだけお話しました、風俗店の「色管理」について今回は詳しくお話したいと思います。聞き慣れない方も多いと思いますが、風俗店にはまだまだ「グレー」な部分がたくさん…闇として残っております。この世界で働く女の子たちが、1人でも極悪な風俗店に騙されないように、私は真実を語ろうと思います。

【風俗店における「色管理」とは？】

まずは「色管理」についてお話します。
色管理とは、風俗店の男性スタッフ(オーナー、店長)が、在籍している女の子たちを、自分の彼女にするフリをして、お店を辞めさせないように「管理」することをいいます。

これは現在でも、5割以上のお店で行われているのではないでしょうか？

初めにお伝えしておきますが「色管理」は絶対にやってはいけない事だと思います。何故なら、女の子を騙す訳ですから。しかし、私がこれから話す事は、もしかしたら「色管理」も風俗で働く女の子にとっては必要なのかも知れないと思うかも知れません。

それでは先にその根拠についてお話します。

【色管理され続けた女の子の実話】

これから話す事は実話です。
私の元に、1人の女の子が面接に来ました。

彼女は経験者であり、面接に来た日もまだ辞めて来た訳ではなく、自分の気持ちを整理しようと思ってやって来たのです。

初めはごくごく普通の面接から始まりました。
途中から、突然彼女は泣きだしたのです。これも実はよくある話で、メンヘラの女の子なのかなと思い、特に驚きはしませんでしたが…。
一応、理由を尋ねてみると、彼女はこう話してくれました。

「わたは、今のお店の店長と付き合っているのです…ですが、最近会う頻度が減って、どうも怪しいと思って、こっそり跡を付けたら、お店の他の女の子とも会っていました。私は、それを彼に尋ねると、ただのお店の女の子との関係だって…」

その後も彼女は、その店長とのことを永遠に話し続けてくれたのです。

そんな話を風俗をやっている友達にも話たところ「それって色管理たよ」と言われ、彼女はびっくりしてしまったのです。
彼女自身、色管理という言葉を聞くのは初めてで、それを理解するまでかなりの時間がかかったそうです。
そして気持ちの整理がついたころに、私の元へと相談にやって来た…ということなのです。

私も彼女の話を聞いて「それは間違いなく色管理ですね」と伝えました。
そう答えたのにも理由があり、色管理と裏付ける言葉・行動がいくつかあったからなのです。

それは…

・「俺の目標は、今のお店を辞めてお前と一緒に普通の仕事をしたい。それにはお金が必要だから、俺の為に一緒に頑張って欲しい」

・会える日は、その子が出勤している時間帯だけ。プライベートな時間は一切会ってくれない。

・彼(店長)の家を知らない、電話はお店の携帯電話の番号しか知らない。

・待機中(自宅待機)に家にやって来て、エッチさせられる。

等々

要するに、都合の良いように使われていたのです。
それでも彼女は、彼の言葉を信じて、会いたい為にほぼ毎日出勤。
普通なら、気づくのですが、田舎から出てきて、頼れる相手は店長だけともなれば、例え色管理でも、もう抜けられないのかも知れません。

結果、彼女は諦めて、私のお店で働くことになったのですが…。

【色管理を忘れられ前の店に戻って行った女の子】

約1ヶ月くらいは、精神的なリハビリを兼ねて、週に2～3回の出勤にさせて彼女に普通のデリヘルの出勤をさせていました。

1ヶ月が過ぎた頃だったでしょうか…
突然、その子と連絡が取れなくなってしまったのです。
あれだけ親身になって相談に乗っていたので、まさか「飛ぶ(無断で辞める)」ってことは、彼女に至っては無いと思っていたのですが…

まったく連絡が取れず音信不通。

そんなある日、偶然、ホテルの前で(送迎中)にその子とばったり出会ってしまったのです。
そして近況を尋ねると…申し訳なさそうに、こう言ってきました。

「その節はごめんなさい。実は、彼のことが忘れられなくて…私、前のお店に戻りました。色管理と分かっても、やっぱり彼の事が好きで…。」

私はショックでした。
私の真面目な管理は間違っていたのかも知れません。
全てを否定されたようにも感じました。

色管理されることが、女の子にとっては「居場所」だったのです。
私のように、ただの優しい言葉だけでは、その子にとっては何の刺激にもならず、ただの「イイ人」にしか過ぎなかったのかも知れません。

もちろん全ての女の子がそうとは限りませんが、少なくとも「色管理」されながら、モチベーションを保ち、風俗を続けている子も中には居るってことを、その時知りました。

ちなみにですが、お店の中で大々的に売り出されていたり、ナンバーワンの称号を与えられている女の子は、少なからず…もしかすると「色管理」されている子かも知れませんので、あまり口説いたり、嫌なことをすると、彼と言う名の店長に筒抜けですのでお気をつけ下さい。

その他にも色々と裏話はありますので、またいつか書きたいと思います。