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【SMクラブ難民って実は多いんです】

ヘルスやソープといった、いわゆる一般的でポピュラーな形態の風俗であれば、友人や職場の同僚たちに「たまには行かない？」と声を掛けるのもそう難しいことではないでしょう。

しかし、いざSMクラブとなるとちょっと…というか、かなり敷居が高いというのがSM好きな人の本音ではないでしょうか。
Sな人にしろMな人にしろ、自分の性癖をダイレクトにカミングアウトするというのはやっぱり勇気がいります。できれば秘密にしておきたいという人も多いはずです。

しかしその一方で、自分一人で行った事もないSMクラブに突撃するというのはめちゃくちゃ勇気のいることですね。

上手いこと他の愛好家と知り合うことができれば良いのですが、そんな機会は現実的には稀です。

今回はSMにとっても興味があるんだけど初めの一歩がなかなか踏み出せないという人のために、SMクラブ利用の基本について解説していきたいと思います。

【正直単身突撃は難しい？】

どうしてもダークなイメージのあるSMクラブ。素人はご法度的なムードがぷんぷんに漂ってくる存在です。正直なところ、未経験者が単身で突撃するのは難しいのでしょうか。

実は、多くのSMクラブは非常にライトで初心者フレンドリーな雰囲気なのです。身構えて突撃した人は思わず肩透かしをくらったような気持ちになるくらいです。

風俗情報誌やサイトでSMクラブの情報を探してみると、多くのお店は雰囲気を重視するあまりわざとデンジャラスチックな演出をしています。しかし、実際のSMクラブ（特に有名店）では、お客様にとても丁寧でかつ絶対的なプライバシーの保護を重視しています。

普通の風俗店とは違う、特殊ジャンルだからこそお客様に対してシビアな接客が求められているのです。

【SMクラブでのマナー　初回から飛ばしすぎないのが大切】

意を決して初めてSMクラブに訪れた人は、店のドアをくぐった瞬間に大きな達成感に満たされついつい開放的な気分になりがちです。何より「自分の性的嗜好を前向きに受け止めてくれる場所」「何も恥ずかしがったり隠し立てする必要のない場所」に初めてやってきたわけですからテンションが高くなるのも当然と言えます。

しかし、店員やM嬢・女王様に対して横柄な態度をとることは絶対厳禁なのがSMクラブです。SMとは紳士の嗜みです。下品な行為は最も忌み嫌われる場所であることを自覚しなくてはいけません。

貴方がSでもMでも、プレイ中以外はまるで英国のジェントルマンのような振る舞いでいる事が大切です。このプレイ中とそれ以外の場面とのギャップを楽しむこともSMクラブでの遊び方の一つなのです。

【SMクラブの選び方　店にもタイプがある】

さて、ここまではSMクラブに対してあまり及び腰になる必要はないという事。そしてマナーを守ってこそ楽しく遊べる場所なのだという事を解説してきました。

では、次はもっと具体的にSMクラブの選び方について解説していきましょう。
SMクラブと一言で言っても実は以下のようないろいろなタイプがあります。

・女王様のみ在籍のM男性専用店
・ソフト系SM店
・女王様とM嬢の両方が在籍しているオールマイティー店
・M嬢のみ在籍のS男性専門店

このうち、思わず初心者が選んでしまいがちなのがソフト系SM店ですがちょっと注意が必要です。ソフトさを前面にアピールしているお店は実はSM愛好家ではなく、たまにSMっぽいプレイを楽しんでみたいだけの「なんちゃってSMクラブ」である可能性が高いのです。
本気でSMプレイを楽しんでみたいという人は、女王様もしくはM嬢のみが在籍しているお店に連絡をとり、素直に「初めてなのでいろいろと教えてくれる相手が良い」と伝えるのが正解です。
中途半端なお店に行っても結局満足できない場合が多いのがSMクラブです。貴方の本気度にもよりますが、せっかくなら本格仕様のSMクラブに初めから行くのが正しい選択と言えるのです（もしくはオールマイティー店）。

【ケガの心配は？SMクラブの注意点】

ところでSMクラブでハードなプレイを楽しむと、体に傷が残ったりケガをしてしまうのではないか、と考える人もいると思います。特にM男君の場合は「いじめられる側」ですから当然の悩みと言えるでしょう。

これは、女王様との事前のプレイ内容確認やカウンセリングが重要になってきます。原則として体に傷がついたり、出血を伴う恐れのあるプレイが行われることはありませんが、縄で縛られるなどされた場合に若干プレイ跡が残る可能性は否定できません。

M男としてSMクラブに行く際は、直後に体を人から見られるような予定を入れておかないほうが無難です。

また聖水プレイや唾液掛けられプレイなどを楽しんだ場合は臭いが体に残る場合もあります。徒歩や車で来店した場合は構いませんが、電車で帰宅するのであればきちんとシャワーを浴びて帰るよう気をつけましょう。