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記事タイトル:川崎堀之内は桃源郷である

ライター:豊潤(ゆたか じゅん)   閲覧数:3203

2019-10-04 11:46:38

 お邪魔します、豊潤(ユタカ ジュン)です。過去から現在の風俗体験をもとに客目線で書いています。
 
 風俗ライターとして書くべき内容は多岐にわたると思われますが、今回はソープランド街の代名詞として知られる川崎堀之内という地域を取り上げます。タイトルを「桃源郷である」としたのは、現在は全盛期に比べて店舗数も減り変貌してしまった為に、思い入れたっぷりに願望を込めて言いました。正確には「〜であった」でしょう。本当は復活させる方法を真剣に考えたいくらいです。

【堀之内の沿革】

 ソープ街といえば、全国的に名を馳せ、かつ最大規模を誇る吉原がありますね。それを差し置いて何故堀之内かと言いますと、ヘルス、ピンサロはじめ小料理屋(ちょんの間)などが狭い地域に密集し、雑多で面白い街だからです。といって街角探索、グルメガイドするつもりはありません(笑)。
 吉原はそれはそれで「ようこそソープランドへ!」という構え、単一企画物としては良いのですが、堀之内には違う面白さがあります。来る人拒まず、誰でもウェルカムというムードもあり、若干敷居が低く感じられます。
 JR川崎駅(京急川崎駅の方が堀之内には近い)の東側に位置する、堀之内から南町にいたる細長い一帯は、なかなかDeepな街であると言えます。この一帯には普通に役所、銀行その他もありますが、地域全体にエロさを感じます。気のせいでしょうか、褒め言葉でいっているつもりです。 
 また旧東海道の宿場町であった川崎、宿泊客とエロの関係は密接ですね。そして高度経済成長時代の工場に勤務する男達とエロも密接ですね。このようにソープ街発展の歴史を紐解いていけば面白そうな記事にはなるでしょうが、ここは現代エロ目線を忘れずに行きます。

【桃源郷にマンションが建つ】

 身勝手な解釈ですが「桃源郷」とは、猥雑さを含む人間の自由空間と言ったところでしょうか。主体的、積極的でなくて構わないのです。むしろ退廃的、淫靡なる異界であるほうが望ましいと思います。現代は人間の知恵によりシステム管理され過ぎていると感じます。
 ふぅ〜っ、と息を抜いて、より本能的に自由になれる場所や時間が必要なのではないでしょうか。その数少ない場所の1つが冒頭に書いた通り規模を小さくしています。寂しい限りです。
「桃源郷」と言うからには、エロ系統なら何でもあるという商業的理由ばかりではなく、一般市民の住む街とは一線を画した「特定地域」であることも必要です。
 それが21世紀にはいり、特にこの10年くらいで急速に市街地化してしまいました。10年前から店の名称を変えずに営業しているのが珍しいくらい、有名店も名を消しています。
 
 これは吉原も例外ではないのですが、ソープ街の中に一般市民が住むようなマンションが立ち、「ちょんの間」跡地にもマンションが、ということで既に「桃源郷」ではなく「市街」が割り込んで来ているのです。またあちこちに空き地やコインパーキングも目立ちます。それだけソープ店舗が廃業し、敷地を明け渡したということですね。 
 時代と取り締まりと客離れ、これらが相互作用してソープ街を縮小傾向に追いやってしまったことは確かでしょう。ひっそりと一般社会から離れて営業して来たはずの地域が、市民と同じ水と空気で生活することの矛盾、共存共栄を図っているとも思えませんが、これって双方にとって困惑、または迷惑なのではないでしょうか。

【そっとしておいて】

 2020年東京五輪に向けて、「街の健全化」という市民感情を味方に付け、都内の主要繁華街をはじめ、近隣の県で競技が行われる場所周辺の整備に、政治と警察は動いてくる見通しです。性風俗店舗の取締りの強化のみならず、ラブホテルやパチンコ店など一般的な風俗営業にも波及してくると言われています。
 確かに人間と同じで、街も見た目が大事であるのは分かります。しかしどうも国際的な行事の度にテコ入れをしてくるのでは、外国人向けの体裁作りに感じますね。風俗ライターとは風俗店支持の立場もありますから、こうした動きを嘆くわけです。桃源郷に通う楽しみも少なくなるどころか、無くなってしまう危機感すらあります。
 そもそもお金を払ってでも行きたい人が秘かに利用するのがソープ街です。「公序良俗」や「社会的妥当性」などの法律的理由でこれまでも制限され、限られた区域内でしか営業が許可されていない業種ですので、そんな、って思います。
 今も昔も男と女、凹凸の関係に終止符は有りません。「桃源郷」とは言い換えれば快楽を追求する私的な空間でもあると思います。そこに公の機関が介入しようとするからおかしな事になり、街から店舗を追い出せば無店舗型が増え、地下に潜って行くだけだと思います。そっとしておいて、と願うものですが・・。

【むしろ保護地域に!】

 堀之内はまた、マットの泡踊りの発生の地としても有名ですね。現在でもとある元高級店女性が、現場で働く女性たち対象に定期的な合同講習会を開いて、技の伝承や男性客に対するもてなし精神まで研究しているのはステキです。こうしたことから甚だ大胆な意見かも知れませんが、長年地域のエロ文化に貢献して来たということで、「重要無形文化財(エロ部門)」に指定されても良いくらいだと思っています。つまり行政は保護しないといけない立場ですね。至極真面目に言ったつもりです。ご賛同下さる方がいらっしゃれば幸いです。

 これまで堀之内ソープのすべてを肯定するかのような発言に聞こえたかも知れません。もちろん基本的には支持したく残って欲しいです。しかし店舗や女性を個別に見てゆくと、客目線からすべてが良好であるとは思っていません。かつて色々な教訓も得ましたし、勉強にもなりました。過去も現在も見直すべき点はあり、見直して来なかった部分が現状を招いているとも言えます。そうした点については別の機会に指摘したいと考えます。
 
 しかしながらこのソープ街、川崎駅周辺の人や車の雑踏よりも余程静かで、ゆっくり歩けるのは確かです。今では積極果敢な呼び込みもほとんど無く、昼間などは入り口にボーイすら立っていないこと多いです。ソープ店舗と同じ道路に面して建つマンション、という異様な光景も含め、皆さん是非近況を確かめに行かれて下さい。

ライタープロフィール

豊潤(ゆたか じゅん)

豊潤(ゆたか じゅん) 風俗愛好家

自称真面目な中年男。気が付けば人生の日暮れ近く。平和主義だが基本は辛口。風俗といえど女性との一対一の付き合いと捉え、立場や気持を尊重することで良好なコンタクトを生むとする派。年代…

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