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記事タイトル:ソープのマットプレイが絶滅の危機?最低価格5万円の時代がくる?

ライター:野田 珠輝   閲覧数:3349

2022-03-30 10:24:59

元風俗嬢ライターの野田珠輝(たまき)です。昨今はソープランドでもマットプレイのないお店が数多くあります。しかし元ソープ嬢としては非常に寂しい!私は各地の中級・高級ソープの講習を受け、マットで「気持ちいい」と言われてやりがいも感じていました。今回はそんなソープの伝統的なマットプレイがなくなってしまうかもしれない!という危機についてお話してみたいと思います。

【なぜマットが減っているの?

風俗求人を見ていると大衆店以下のソープでは「マット一切ありません!」「マットができなくても稼げる!」との文言をよく見かけます。
たしかに、ヘルス嬢がソープランドに移籍したいと思っても「講習を受けるのが面倒…」と二の足を踏むことはあるでしょう。
さらにお店としては在籍の女の子をたくさん抱えていたいもの。
初心者でも気軽にソープランドの門をたたけるように、マットができない嬢も積極的に受け入れているのだと思います。

その他、お店の経営的な面も考えられます。
業務用ローションを仕入れなければならないですし、タオルもマットなしと比べて3倍くらい使います。
(タオルは何枚までと決められているお店もあるんです…)

さらにお湯も大量に使うため、水道光熱費はかなりかさむでしょう。
マットが終わればローションを流す必要があります。
お客様の体、自分の体を洗うほか、マット本体とヌルヌルになった床を掃除しなければなりません。
ちなみに私の場合、冬は排水溝の上に小タオルを置いて熱めのお湯を出しっぱなしにし、とにかくお客様の体が冷えないように気を付けていました。

このようにマットプレイはかなり経費がかかっているものだと考えられます。

【マットプレイの絶滅危惧

経費がかかるとはいえ、ソープ嬢は一本につきいくら、その日のお給料の〇%など雑費をお店に払っています。
これはマットに使うローションのほか、イソジンやマウスウォッシュ、タオルのクリーニング代にも使われています。

マットをしてもしなくても均等に引かれるものなので「それならタオルもお湯も使い放題で存分にマットやらせてくれー!」と思いますがそうもいかないのでしょう。
格安店は完全にマットなし、大衆店だとマット可・不可を選べる傾向にあるため、経営の問題が大きいのだと推測します。
この傾向はさらに強くなる可能性もあり、もしかすると今後は高級店でしかマットプレイが楽しめなくなるのではないかと危惧しています。

「それならマットヘルスという業種があるじゃないか」という声が聞こえてきそうですね。
ただ、ソープでのマットとマットヘルスのマットは多少違ってくるのではないでしょうか。
私はマットヘルスの経験はありませんが、バスタブの有無やコース時間の長さなど違いがあることは知っています。
古くさい人間と言われようと、昔からあるソープ伝統のマットプレイが衰退していくのは悲しいことです。

【ほぼ食わず嫌いなのかも?

マットが苦手なお客様もいるため、私はマットプレイをするかどうか必ず訊ねていました。
しかし「どっちでもいいよ」と答える方の多いこと。
こういったお客様は、私に判断を任せてくれているか、本当にどちらでもいいと思っています。
私はそういったとき、積極的にマットプレイに誘導していました。
「過去に一回だけやったけどよくわからない…」と言われる方にも、「また試してみない?」と聞きます。
実際にやってみると「当時はわからなかったけど気持ちいいものだね」と反応してくれる方は、けっこう多くいらっしゃいます。

マットは人によってかなりやり方も違ってきますし、年齢を重ねるにつれ男性自身の性感帯が開発されている可能性もあります。
ぜひプロフィールで『マットが好き、得意』と書いてある女の子と遊んでみてはいかがでしょうか。
もちろん相性もありますが、何度か遊ぶうちに「これぞ!」と思える子と出会えるかもしれません。
それくらい奥深いものなのです。

【まとめ:大衆店に通うお客様へ

正直に言って「マットは面倒だからやりたくない…」と思う女の子もいます。
でもこれに呼応するようにマットをしないお客様ばかりになれば、マットが高級店のみの遊びになってしまう可能性も!
ソープランド独自のマットプレイを楽しみたいとなると、総額5~6万円以上必要になってしまうでしょう。

そうなると、お客様だけではなく女の子も困ることに。
お店を選ぶときに「マットなしのソープなんて逆にキツイ!」と思う子もまだ多く存在します。
でも年齢や容姿で高級店に入れない女の子だけでなく、高級店が肌に合わない女の子もいるのです。

私自身が過去に高級店で採用されていたのは、単に若くて細かったからでしょう。
今後もしソープで働くことがあった場合、心身に負担をかけてもマットのないお店を選択せざるを得ない可能性が出てきます。

マット好きなお客様がいる限り、大衆店からマットが完全に消えてしまうことはありません。
高級店に行かないとソープの醍醐味であるマットプレイが楽しめなくなってしまう…。
そんなことを避けるため、ぜひともこちらを読んでいるユーザーさんにはマットの楽しさを知っていただけたらと思っています。

ライタープロフィール

野田 珠輝

野田 珠輝 元風俗嬢

北の孤島に在住する元風俗嬢ライター。 体験入店を含めればほぼすべての業種を経験したといっても過言ではない。 基本的にはソープがメイン。 きちんと在籍したのは、メンズエステやデリヘル、…

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