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記事タイトル:デリヘルドライバーの知られざる世界

ライター:車デリ吉   閲覧数:6135

2017-02-17 15:18:18

デリヘルドライバーの「車デリ吉」です。

今回は、デリヘルドライバーの知られざる世界についてお話します!

皆さんは、デリヘルドライバーって聞くと、どんなイメージがありますか?

正直に答えてもらって大丈夫ですよ。(笑)

底辺とか?どうせラクな仕事なんでしょう?とかだと思います。

僕もこの業界に入るまでは、そんなイメージしかもっていませんでした。

しかし、デリヘルドライバーという仕事は、世間が思っているほど、ダメな仕事ではないのです!

【デリヘルドライバーの1日】

僕が働いている、デリヘル店での1日をご紹介します。

風俗という業界は、サービス業なので、ほとんどの風俗店は、年中無休のところが多いと思います。

年末年始は、お休みにするところもありますけどね。

僕のお店は「中級店」ですが、年中無休の24時間営業です。

そのため、ドライバーの数も、比較的多い方だと思います。

僕は、遅番がメインで、夕方17時~翌3時までが基本ですが、忙しい日などは、朝の7時くらいまで走ることがあります。

暇だからといって、早く帰されることはありません。

他のお店ではよくあるみたいですよ。他店のドライバーさんが愚痴ってました。(笑)

週に1日休みがあるのですが、僕の場合はバラバラです。

女の子の出勤が少なくて、代わりになるドライバーがいる時に、休むようにしています。

たいていは、昼過ぎまで寝ていて、起きるとシャワー浴びて、ご飯を食べ、出勤というパターンです。

なので、休みの日以外、ほとんどプライベートの時間は取れないに等しいですね。

ただ、仕事は正直、充実しているので、ツラいと思ったことは、一度もありません。(1回くらいあったかも…笑。)

16時30分までには出勤して、引き継ぎや、女の子の出勤を確認したり、予約状況を確認したりします。

そして、あとは帰るまで「車の中」が僕の職場です。

女の子を乗せていない時間は、1人ってことです。

タクシーの運転手をしているよりは、ラクかもしれませんね。

だって、自分でお客さんを探すわけではないので。

それに、送迎がない時は、すべて自由時間です。

その時間に、トイレに行ったり、ご飯食べたり、女の子の道具の整理や、タオルの洗濯なんかをしちゃいます。

自由といっても、探せば細かい仕事はけっこうあるんですよ。

あとは、ひたすら女の子のお迎えに行ったり、お客様の元へご案内するのが、僕の仕事です。

これだけ聞くと「なんだ~ラクじゃん!」と思うかも知れませんね。

しかし、女の子を送迎しているときが、とにかく神経を使うのです。

【デリヘルドライバーの使命】

女の子…いわば「風俗嬢」は、お店にとっては、大切な、大切な「稼ぎ頭」です。

中には女の子のことを「商品」だなんていう、デリカシーのないお店もあるようですが…。

女の子なしでは、お店は成り立ちませんからね。

だからドライバーの使命は、絶対に交通事故を起こしてはいけないということです。

万が一、事故なんて起こしたら、家族に知られる危険性もあるし、保険のこととか(任意保険は絶対条件)いろいろな問題がでてくるので、女の子を乗せている時は、絶対に事故は起こせません。

同乗しているときは、全神経を使って運転しています。

女の子とおしゃべりしながら楽しそう!だなんて、思っている方もいるかもしれませんが、お話するのも、実は仕事の一つなんです。

女の子は、お客様との接客を終えて、くたくたになって戻ってきます。

すべてのお客様が、いい人とは限りません。

中には、デリカシーのない、ひどいことを言われて泣きながら戻ってくる女の子もいます。

そんな女の子たちの、話を聞いてあげるのも、ドライバーの重要な役目なのです。

もちろん僕たちは、店長ではないので、何かの判断をすることはできません。

しかし、車に戻ってきたときに、すぐに聞いてあげられるが、僕たちドライバーなのです。

話を聞いてあげるだけでも、女の子は気持ちを落ち着かせてくれます。

話すことによってストレスが解消されるのかもしれませんね。

そして、また元気を取り戻して、次のお客様の元へ行ってくれるのです。

【デリヘルドライバーをやってて良かったこと】

もちろん、すべてが嫌なお客様ではありません。

風俗を利用する、ほとんどのお客様は、紳士的なお客様というのが僕の印象です。

それは、女の子たちが車に戻ってきたときの態度でわかります。

「あぁ~楽しかった!」という一言を聞くと、なんだか僕まで、うれしくなってしまいます。

「楽しかった」という、たった一言は、風俗の仕事をやってて、一番大切なことだと思います。

女の子が楽しいと思ったということは、きっとお客様も楽しいと思ってくれているはずです。

それが何よりの「風俗遊び」ではないでしょうか?

お客様が失敗したのか、楽しかったのかは、直接聞けるわけではないので、わかりません。

しかし、女の子の笑顔を見ていると、それがわかるのです。

女の子の、たった一言「楽しかった」という言葉で、お客様も喜んでくれているというのが。

僕は、デリヘルドライバーという立場かもしれないけど、サービス業をやっている中で、お客様が喜んでもらえることが、何よりの幸せです。

それを、女の子を通して感じれるというのが、僕にとっては、送迎してて良かったな、って思える瞬間なのです。

こんな考えのデリヘルドライバーは、他にはいないかもしれないけど、どんな仕事でも、やりがいを見つければ、必ず、やってて良かった、と思える瞬間ってあると思います。

ライタープロフィール

車デリ吉

車デリ吉 店長・スタッフ

某デリヘル店でドライバー兼ライター 30代後半、独身 大卒⇒商社マン⇒デリヘルドライバー ひょんなことから、デリヘルドライバーの道を選んだ、女の子の為に日夜ひたすら走りまくる中年のおっ…

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