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こんにちは、アダルトライターの百花繚乱です。

わたしはデリヘル嬢として、さまざまなお店に勤務経験があります。東京都内や神奈川（横浜など）には、それこそ星の数ほどのデリヘル店がありました。

風俗デビューこそ遅かったので、主に人妻店にしか入ったことはありませんが、それでもいろんなジャンルのお店を経験できました。ただ、どうしてもお客様の気持ちが理解できないものに「バカらしい有料オプション」があったのです。

【有料オプションって何？】

デリヘルというところには、有料オプションというものが存在する場合が多いです。

デリヘル嬢が嫌がりそうなことや、リスクの高そうなプレイが有料オプションに設定されているようです。例えば大人のおもちゃ（ローター、バイブ、電マ、アナルバイブなど）を使用するプレイや、スカトロ系のプレイ、即尺や顔射、AFなどがそれにあたります。

有料オプションといっても、簡単なものなら1000円～2000円ほどです。逆にAFなどの危険やリスクを伴うプレイは5000円～10000円くらいしたりします。

それでは、わたくし百花繚乱がどうしてもバカらしくて内心ドン引きしていた有料オプションの数々をご紹介していきたいと思います。

【おしっこ鑑賞】

これは、ちょっとMっ気のあるお客様方に人気の有料オプションです。SM用語ですが「聖水プレイ」などともいわれますね。読んで字のごとく、デリヘル嬢がおしっこを出すところを見せてもらえるという有料オプションになります。

のぞき願望があるお客様は、女性がトイレに入っているところをのぞき見たりできます。女性のおしっこがどういう風にどこから噴射されるのかをじっくり観察したいというお客様には、お風呂場でサービスをする場合もあります。

おしっこ鑑賞のリクエストは多かったのですが、正直汚いですよね…。

有料オプションはあらかじめ電話予約の時点でリクエストされるので、予約が入った段階からお茶やお水をがぶ飲みして準備しておかなくてはなりません。お腹がちゃぽちゃぽになることもちょっと嫌でした。

中でも一番ドン引きしたのが、ある年配のお客様。わたしを指名するのは初めての人でした。

お風呂場で立ったままおしっこをするように頼まれたのでそうしたのですが、そのお客様はなんと噴射したわたしのおしっこをそのまま口で受け止めたのです！もちろん、ゴクゴクと音をたてながら嬉しそうに飲んでいらっしゃいました。

SMでいうところの「人間トイレ」です。初対面の知らないデリヘル嬢の出したおしっこなんて飲んでどうするのか？！と、頭の中が真っ白になりました。お金を出してまで、体に悪そうなことをしなくてもいいでしょうに…。

【パンティお持ち帰り】

女性もののランジェリーに興味があるという男性は少なくはないはず。そこで人気なのが「パンティお持ち帰り」や「Tバックプレゼント」です。

お客様の夢を壊すのもどうかとは思いましたが、事実を書きます。このパンティやTバックは、お店からあらかじめ支給された安物です。ドン〇ホーテのものが多かったようです。

それというのも、女性用のランジェリーは男性が思っているよりもお高いのです。しかもブラとセットで買うことが多いのに、下だけどんどんプレゼントしていては、セットのはずのブラまで無駄になってしまいますよね。

そのため「パンティお持ち帰りのオプション入ったよ」と言われると、事務所に置いてある安物ランジェリーの中から適当なものを選び、直前に穿き替えていました。

デリヘル嬢にプレゼントされたパンティ類にあまり匂いやシミがついていないのは、そのためだと思われます。

【とびっこ】

「とびっこ」とは、女性の膣に挿入するタイプの大人のおもちゃ。コードレスになっていて、お客様がリモコンで遠隔操作をします。

主に待ち合わせ型のデリヘル店で人気の有料オプションです。待ち合わせの前に膣に挿入しておいて、会ったときにお客様にリモコンを渡すのです。そして街中や電車内などでお客様がリモコンを操作し、デリヘル嬢に「あっあ…こんなところで…」と身もだえさせることができるというプレイになります。

あらかじめ事務所のトイレにて「とびっこ」を挿入してから待ち合わせ場所に行くのですが、渇いている膣には入りませんよね。ローションをつけてから挿入します。

するとどうでしょう。待ち合わせ場所につく頃には「とびっこ」は膣圧で外に押し出されてしまい、挿入されていない状態になります。当然お客様がリモコン操作をしても気持ちよくも何ともならないので、今かな？というカンによって「あっああ…」と身もだえ演技をやらなければなりません。

当たり前のことながら、お客様がリモコン操作をしていないときなのにも関わらず、ひとりで身もだえの演技をしてしまった失敗は数知れず。

こんなバカバカしい有料オプションに数千円を払うお客様の気持ち、わたしにはまったく理解しがたかったものです。男性の夢を壊して、ごめんなさい…。