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記事タイトル:中年男がホテヘル嬢に励まされた件

ライター:豊潤(ゆたか じゅん)   閲覧数:2031

2020-04-05 15:13:09

お邪魔致します、豊潤(ユタカ ジュン)です。過去から現在における風俗体験をもとに客目線で書いています。

「中年」という一般的イメージは、年齢的には30代後半から50代も含む幅広い層になるでしょうか。
ということで中年以降の男性におけるH系の不安や風俗嬢の存在について考えてみます。このような人生の中盤に差し掛かって以降の性に関する事、学校じゃ絶対に教えてはくれなかったですからねぇ。
 さて今回は色々な意味でホテヘル嬢にお世話になりましたがホテヘルとは何?、という基本的な問題からです。

【ホテヘルとは何か】

 ホテヘルを利用するには、特定の駅の近くの指定されたビルかマンションにおもむき、受付を済ませる必要があります。
流れとしては

・目隠し無し写真を見て指名する→・前金で支払いを済ませる→・直後に女性と落ち合う→・ラブホまで一緒に歩く 

 こんな感じです。ラブホ入室後にする事はデリヘルと何ら変わらないのですが、受付時に変則的なシステムを採用しているのがホテヘルです。
 これが最初は新鮮に感じたのでした。今なら事前に見せられるボカシ無しの写真にも疑念を持ったりするのですが当時は素直でした。
しかし、たった今受付でボカシ無し写真見たばかりなのにどうみても違う女性が来たら、素直さもどこ吹く風、信用出来なくなりますよね。
結局写真などはアテにならないんだ、とホテヘルでも度々あります。
 要は気立てが良く、太過ぎでない女性が現れて下さればまずまず、程度の考えで現在に至ります。 
また「受付」があると言いましたが、それは大抵はマンションの一室にある受付所のことです。
その一室でプレイをすることは絶対に無く、棚のようなパーテーションが置かれ、従業員と客が写真見せや支払い対応で使用するのみ、つまりあくまで法律上の店舗型ではないという事です。

【ミッドライフ・クライシス】

 話を「中年」に戻します。
 発達心理学では大多数の人が「中年期危機」(ミッドライフ・クライシス)を経験し、「ストレス蓄積」「不安心理」が原因で性欲の減衰はじめ心身不安定状態に一時的に陥るとされます。
 そんなのは無縁、とあまり深刻に考えずに来た脳天気タイプ(自分のような)がむしろ危ないそうです。
 既に「性的興奮はいつまで可能か」や「身体反応の鈍化」という不安を感じ始めている方は、放っておくとストレスが蓄積して行きそうであまりよろしくは無いですね。
今のところ、女性に対する関心や探究心は失われていないぞ、という方はその調子です。
 30代40代は誰しも体力気力の低下を自覚する世代です。20歳代では絶倫を誇っていた人も、「複数回は無理」や「行為そのものが億劫」と感じるようになります。
ここがミッドライフ・クライシスの分岐点とも言えるのですね。
 億劫だし、勃起しなくなったから止めたという完全離脱派と、勃起するけどいつまで続くのという一応継続派に分かれます。
自分は後者だとは思いますが漠然とした不安はあります。そこで!・・・

【中年男がホテヘル嬢に訊ねてみた】

 30代後半の魅惑的なルックスとスタイルを持つ馴染みのホテヘル嬢に、最近の頼りなくなった自分について訊ねてみました。
「何だか、パッキーンっと勃たなくなってきた気がするんだけど」
「いや〜全然大丈夫、膨張率高いし!」
「え・・・?」
「ふにゃな時と勃った時の差が大きいってこと」
「あはは、なるほどね、でも時間がかかるようになった、ED治療薬なんて使いたくないし」
「舐めてみよっ!(すかさず咥える、カポ、ジュル、ウグ・・・) ほ〜ら、もうビンビンだよ」
「わっ、ホントだ、確かに!でもこれはアナタの舐めが良かったのだと」
「心配無いよ、人間死ぬまでとかいうし。ウチの親なんか〜60歳過ぎてもって言ってた」
「ひぇ〜、そうなんだ。何と開放的な家庭なんでしょ!」  

 と、まだどうにか行けそうと励まし頂きました。少し自信が付きました。
一方で「(え〜〜〜っ、何歳まで現役なの?)」と空恐ろしくもなりました。この辺は北野○監督が映画「Dolls」へのインタビューで「究極の愛は」と問われ“腹上死”と即答したことなどに繋がるでしょうか。
 このようにホテヘル嬢に実地でコンサルいただくとやはり非常に説得力があります。
風俗嬢とは時として性の相談役であり、男性にとっての活力源と癒しであり、引いては社会貢献活動の一環を担ってますよね。(もちろん女性によりけりですが)

【風俗どころか性に対する関心が薄い】

 以下に示す通り既に異性に関心がない人、年代によらず最初から性的行為やSEXに興味の無い方、個人差があります。
厚生労働科学研究班の調査によりますと、「セックスをすることに関心がない、嫌悪している」が高かった世代が、
男性は16歳から19歳(36.1%)、つまり3人に1人がセックスに「無関心」「嫌悪」と回答したそうです。(男女3000人を対象に「男女の生活と意識に関する調査」)
 このデータは2008年ですので、これはおよそ10年後となった現在、20代後半男性を意味しますので「若者の草食化」は根拠の無いことではなさそうです。 
 また性やセックスに無関心な世代は中年以降にも及び、セックスを敬遠する理由で多かったのが、男女ともに「面倒くさい」だそうです。解るような気もしますが、それでは少々潤いと楽しみに欠けますね。
世間の大半がそうとは言いませんが、そうした傾向が強いなら不況と相まって風俗客も減って当然ですね、複雑な気分です。

【まとめ】 

 新規に店舗型風俗店を作れなくするなどの法規制に加え、性的行為に積極的ではない人が増えているとすれば、風俗業にとっては大きな打撃かと思います。
少ない客を、増加した店と風俗嬢が奪い合うという構図は決して好ましくはないです。
人間の男女の「性に向かう意識」という問題から考え直さないといけないのであれば、直ぐ解決策を見出すのは難しいですが風俗ライターとしても大きな課題ですね。

ライタープロフィール

豊潤(ゆたか じゅん)

豊潤(ゆたか じゅん) 風俗愛好家

自称真面目な中年男。気が付けば人生の日暮れ近く。平和主義だが基本は辛口。風俗といえど女性との一対一の付き合いと捉え、立場や気持を尊重することで良好なコンタクトを生むとする派。年代…

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