風俗トピックス
10回以上通ったソープ嬢の話 その1
2019-08-21 17:27:56
自ら振り返ってもよく通ったなと思えるソープ嬢の一人に、横浜のとあるソープランドに在籍していた夏樹さん(仮名)がいました。現在は系列老舗店のみ営業し、当該ソープは閉店、別系列店に取って替わっているようです。
入浴料10000円、90分で総額30000円ほどの中級店、または大衆店というカテゴリーに属したでしょうか。
訪れた回数を丹念に数えるようなマメなタイプではないですが、少なくとも10回以上は夏樹さんのわずか1年ほどの短い在籍期間に集中して通ったと思います。これまで特定の店の一人の女性に10回も通った経験はありません。もちろん単発のケースや裏を返したケース、3回4回と続いたケースとありますが10回以上は我ながら本当に驚くべき回数です。
元ソープ嬢でその後はデリヘルに勤務している知り合いの女性Mさんの名言に
「店(の繁盛)は女の子次第よっ!男が女に通うのは3回が目途よっ!(それ以後続くかの分岐点)」
というのがあります。長年風俗をしてきた女性ならではの、経験に基づく一理ある発言だと思います。であるならばなおのこと、10回以上指名したくなる女性とはどんな人だったのでしょうか。
【女性に会いに行くのが風俗】
今、「女性」と言いましたが、私の場合、過去も現在も「風俗に行く」とか「風俗嬢と遊ぶ」と思ったことが一度も無いのです。あくまで「一人の女性に会いに行く」という意識は現在に至るまで不変です。格好つけているわけではありません、そうしないと面白くないのです。虚しいKissやSex、つまらないKissやSexを避けたいのです。
人間誰しも、初対面時にはお互い顔に目が行きます。特に風俗の場合には出会った女性が可愛いとか、美人だとか、細かい好みの色々がマッチしたなど、外見上の品定めが優先されるケースも多いようです。確かにこれらは楽しいと思えるビジュアル志向の見方だと思います。可愛かったけれど機械的、事務的対応をされて虚しく感じた、という経験も皆さんお持ちではないでしょうか。私に限らず男というもの外見+αの、俗にいう「癒し」「温もり」などを風俗に求めています。所詮贅沢なのはわかっていますが、そのαを持っている女性も少なからずいます。
【第一印象ではわからないもの】
上記夏樹さんの第一印象ですが、実際の身長やアバウトな体型(B83W58H85位の中肉中背)は、店の待合室の写真選定の狙い通りでした。それ以外は絶世の美女というほどでも無く(もちろん不細工ではない)、全般的なインパクトには欠け「どんピシャ」「ストライク」とは言えませんでした。普通こういう場合は、直後の裸の関係が多少良くて+-0になったとしても、リピートには繋がらない場合が多いと思います。よくある項目別5段階評価をあえて作るなら★3つがせいぜいという並レヴェルです。
夏樹さんの印象評定
ルックス ★★★☆☆
スタイル ★★★☆☆
H度 ★★★☆☆
上品さ ★★★★☆
テクニック★★★☆☆
誰が見てもリピートしたくなる評定ではないと思います。しかし初対面時に漠然とは感じていた愛苦しさ、仕草や会話などの相乗効果が、その後数倍、数十倍に膨れ上がろうとは予想だにしなかったのです。「どストライク」な女性でなくともリピートすることになったからこそ記事にする価値があるというものです。
【新しい女性観が芽生えた】
結論からいうならば、
夏樹さんとの出会いはソープランドを始めとする風俗嬢全般への見方や、女性への理解の仕方を改めて見直すきっかけとなりました。また女性の肉体が持つ美しい曲線の数々や、相手によって変幻自在の伸縮を見せる秘部、男とは根本的に異なるメンタル構造などに、より強い興味と関心を持つことに繋がったのです。過去の浮かれた感情で書いていると思われても致し方ないですが、決して大袈裟に言っているつもりはないのです。
【服を着ていてはわからない部分、服を脱いでもわからない部分】
まず裸の付き合い、Hな関係を前提とする男女関係である以上、凹部と凸部の結合時の一体感を含め身体的な相性の良さ、というのがまず上げられると思います。それは服を着ていては決してわからないものです。そうした摩訶不思議な不確定要素に魅力を感じるからこそ私は風俗に行くように思います。
お互い脱いでみて、抱き合ってみて初めてわかる相性、正上位の時に肌と肌が隙間無く密着する時の受容してくれようとする態度、そもそもその時に、顔以外の部分を視覚的に強く意識して見ているかと言えば、ほとんど触覚のみが働いているのではないでしょうか。「抱き心地が良い」という常套句がありますが、夏樹さんはまさにそれでした。乳首を吸えば「もっと」とばかりに背中をのけぞらせ(言葉は発しない)、ウェストのくびれや腰骨に手を当てれば「もっと」とばかりに腰を浮かす(言葉は発しない)など、男の行動の1つ1つに丁寧に反応し、それが一切作為的に感じられないのです。究極の非言語的コミュニケーションの実現!ですよね。
抜き差しする部分どうしのフィット感、肉棒の先から元まで襞がまとわり付く密着感、俗に言う「名器」とか「数の子天井」といえばそうであったかも知れません。でもこれも適切な表現とは思えません。要は私以外のどんなサイズや形状をした肉棒であっても、瞬時に膣が見分け、男にとって「ああ、この人の壷は自分にぴったり合致している!」と感じさせてしまうそれでした。これは服を脱いでもわからない部分ですよね?
【お気に入りが人気嬢に】
夏樹さんとは入店して間も無い頃に知り合いました。無名の新人、かつド素人での入店ですね。ところが3ヶ月も経つ頃には、某ソープランドwebサイトの「ソープのはらわた」という推薦記事で、「横浜のおやじキラー」などと言うキャッチフレーズを付けられ、店のNo1どころか「出勤さえすれば予約で埋まる凄い嬢を発見!」と全国に向けて発信されてしまいました。彼女に接客を受けた世の殿方たちのほとんどが、「また会いたい」「すぐにも裏を返したい」と唸った結果が、入店数ヶ月でナンバー1の座に押し上げたのに違いありません。「これだ!」と全身が震え、閃くような瞬間って皆さんも一度や二度経験がありますよね?・・それの強力版です(笑) 私にとっては無名の女性を発掘したという喜びも束の間、瞬く間にその業界の頂点に登りつめかねない雰囲気をマスコミが作ってしまったのです。とても複雑な心境でした。
【ソープ嬢としての存在感とテク&会話】
夏樹さんの魅力は「抱き心地の良い」以外にもまだたくさんありました。百戦錬磨のプロの接客術とか巧みな話術も身に付けてはいませんでした。男心を掴もうと狙った本心でない発言はすぐに察知されますね?作為的な「くすぐり文句」も吐かず基本的には無口でした。そこがまた・・・(続)
ライタープロフィール
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豊潤(ゆたか じゅん) 風俗愛好家
自称真面目な中年男。気が付けば人生の日暮れ近く。平和主義だが基本は辛口。風俗といえど女性との一対一の付き合いと捉え、立場や気持を尊重することで良好なコンタクトを生むとする派。年代…
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