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風俗トピックス

やっぱり風俗嬢はHなことが好きな人が多いの?

小野妹子

2019-04-05 12:26:00

風俗で働いている女性について、多くの男性が
「なんだかんだ言って、エッチなことが好きだからこういう仕事してるんだよね?」
と、考えています。
確かに仕事には得手不得手がありますので、そういった考えになるのは至極あたりまえである気もしますが、実際にはどうなのでしょうか?

今回はそんな風俗嬢の仕事に対する意識について解説したいと思います。
あくまでも経験と統計に基づく情報になりますので、必ずしもこれが100%正しい、というわけではないことを承知の上ご覧下さい。

【好きと得意は大きく違う】

風俗で働く女性達が、エッチなことが好きだから働いているかどうかという核心に迫る前に、一つ頭に入れておかなければいけない前提があります。

それは『好きと得意は必ずしも一致しない』ということです。

例えば工場の検品ラインで長く働いている方の中に
「俺は製品の検品作業が好きでたまらないんだ!」
という人はどれくらいいるでしょうか。

工事現場で働いている人の中で
「俺は道路舗装が好きでたまらないんだ!」
という人がどれくらいいるでしょうか。

そもそも「自分が好きなことを仕事にしている人」は、
この日本にどれだけいるのでしょうか。

自分の好きな仕事でお金を稼いでいる人って、正直そんなに多くないと思います。
多くの方が、特に好きではないが得意なこと、自分にもできること、これらを優先して仕事を選んでいることでしょう。

単純作業が得意でも好きではない人、接客は得意だけど好きではない人…。
その人の性格によって得意なことも好きなこともバラバラですし、好きなことと得意なことが必ずしも一致するわけではありません。

日本で働く大多数が「お金を稼ぐために好きでもない仕事」をしているというのが現実なのです。

【風俗嬢が働く理由】

さて、上記の前提がわかったところで本題に入ります。
もはやみなまで言う必要はないかもしれませんが、風俗という仕事も一般社会の仕事と同じで「好きだからやっている」という人は非常に少ないです。

風俗で働く女性のほとんどが効率良くお金を稼ぐことができるから働いているのであり
エッチなことが好きだから、という理由を第一に働いてはいません。
強いて言うならば知らない男性との性的な行為自体にそこまで抵抗が無い、といったところでしょう。

単調作業が苦痛にならない、営業活動が別に嫌じゃない、というのと同じで
性的なサービスを苦と感じない女性が働いているだけなのです。
その程度のニュアンスで働いている人が、仕事の内容が好きか、と聞かれて首を縦に振るはずもありません。

つまり『仕事の内容が好きだから○○で働いている』という考え方自体が、早まった考え方であると言えるのです。

【風俗で働くメリット】

期間工や遠洋漁業・治験など、特定の資格が無くてもある程度の条件やリスクを背負うことで、高収入を得ることが出来るお仕事はたくさんありますよね。
これと同じで風俗も仕事の内容が承諾さえできれば、無資格であったり学歴に関係なく、一般のサラリーマンの平均給与を大幅に超えることができます。

また出勤が基本的に自由シフトである場合がほとんどで、自分の働きたい時に働けるという待遇があります。
これは子供を育てている女性にとっても非常に大きなメリットであり
特にシングルマザーとして働く女性には、手早く生活費を稼ぎやすい上に子供との時間も確保できる、理想的な仕事です。

さらに大学生や専門学生といった若い世代は、学業とバイトの両立でなかなか趣味の時間が取れず、やりたいことができない、と嘆く人達も増えています。
風俗で働く学生の多くは、多くの給料を稼ぐことによって、自分がやりたいことや夢を実現させているのです。

普通に働くよりも時間を掛けず、また効率良くお金を稼ぐことができる風俗は
近年ではかなりハードルが下がってきているのです。

都市部では風俗の高収入求人の宣伝トラックが街中を走ったり、電光掲示板で大々的にCMを流していたり、多くの人の目に触れる様になっています。
一昔前に比べて、それだけ風俗という仕事は世間に浸透し始めているのです。

風俗自体を自分達の仕事とは違う、別世界の様なもの、と捉えていては、時代に取り残されてしまうのが目に見えているんですよ!

【まとめ】

今回は風俗で働く女性は『エッチなことが好きだから働いているのか』ということについて解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

風俗という仕事をまるで別世界の人達が関わっているかの様に見てしまうために、多くの方はそういった勘違いを引き起こします。
一般的にはあまり関われない仕事であれど、その内情は一般企業となんら変わりありません。

特殊な理由がなくとも、一般の方がバイトをする感覚で風俗で働く人は年々増えてきています。
多くの方が自分の感覚だけが正しいものだと思わず、もっと広い視野で物事を見られる様になると、風俗で働く女性達も生きやすい世の中になるのではないでしょうか。

ライタープロフィール

小野妹子 業界関係者

元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…

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