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記事タイトル:キャバ嬢時代の個人的七不思議~超能力者?!編~

ライター:   閲覧数:408

2019-04-08 11:04:20

どうも、儚です。
私のキャバ嬢(もちろんセクキャバ)時代の変わったお客様について語る第2回目です。

前回の記事はこちら

世の中いろんな人間がいますが、個人的には風俗系のお店に出没する人の中の「変わった人」の割合は他業種と比較してもかなり高いのではないかと思っています。
そして、私がそういった人に好かれる率が異常でした。

キャバ嬢時代、様子のおかしい方や雰囲気からして変わっている方が来店すると黒服や先に接客したキャストが「アイツ絶対、儚を指名すると思う」と口を揃えて予想。
そしてその予想が大概的中するのですから、私もかなりの名馬です。

話は逸れましたが、今回もそんなちょっと変わったお客様の思い出を聞いてください。

【とあるソフトキャバクラにて】

当時私はすすきののキャバクラ(他地域でいうところのセクキャバですね)で働き始めたばかりで、在籍していたのはサービス控えめな「ソフトキャバクラ」という分類に含まれるお店でした。
セミハードやハード店とは異なり完全ブラジャー着用で脱ぎは無し、お客様は制服の上からならば上半身のみおさわり可能というシステムです。
しかしその分料金もキャバクラの中では控えめ設定、おかげで「いかにしてよりハードなことをするか」というクソ客チャレンジをしてくるお客様も多く、入店して数か月早々に嫌気がさしていた私。そんなある日の平日のことでした。
やはりキャバクラのようなお店が混雑するのは週末の夜、と相場は決まっています。
比較的人気のあったお店ではありましたが、珍しくその日は入りが悪く、なんとオープンから1時間以上たっても来店はゼロ。もはやスタッフ全員オフモードです。

「こんなに暇なの前代未聞かも。眠い。」
「客来るまでVIPで飲まない?」

などと店内は完全アットホーム状態。客層は悪かったものの私がしばらくそのお店で働いていたのは、スタッフ全員の仲が良かったからでした。

【ご来店です!】

前代未聞の暇さの中、本当にVIPルームで飲み会が始まろうとしていたその時。
フロントのチャイムが鳴り、その日初めてのご来店です。完全にだらけきっていたスタッフたちが一斉に立ち上がり、ようやくお店が仕事モードになりました。
来店したのは男性2人組み。女の子たちは控室に引っこみ、付け回し(お客様へのキャストの誘導)を待っていました。
最初に呼ばれたのはお店でもベテラン人気嬢の子たちです。その子達は結構な確率で場内指名をとってくるのですが、その日は30分程度で控室に戻ってきました。
そして口を揃えて言うのです。

「今いる客の片方、絶対儚指名する気がする…」

うわあ、出ました。
このコメントが出るということは、今いる2名の内片方は確実に様子がおかし…いや、個性派のお客様ということですね?

私「あの…どういった方でした?」

嬢「んー。なんか超能力もってるっぽい」

えっ…言葉を失う私。
教えてくれたベテラン嬢の方はかなりおっとりマイペースで、けっこうな不思議ちゃんで有名でしたが「超能力をもっている」などとこんなに普通に発言するものかと、相当びっくりしたことを覚えています。
というかそれってどういうこと…?その直後。

黒服「儚さんお願いします!!」

予想通りのつけ回しに、私は覚悟を決めて卓へと向かったのでした。

【超能力を持つ男】

ご来店の2名は、パッと見40代くらい。服装などもこぎれいですし、クソ客あるあるの「態度が異常にデカい」「泥酔」などの雰囲気も皆無。ごく普通の人たちのようです。
安心した私が「はじめまして、儚です〜」とあいさつしつつ近くに座ろうとした瞬間、片方の男性が突然言い放ったのです。こちらをAさん、連れの男性をBさんとします。

A「グレーかな。しかもたぶんユニ○ロだと思う」

えっ…言葉を失う私。(本日二回目)

A「もしかしてキャバクラ歴短い?さっきの子たちはもっといいのつけてたよ!」

B「まじか〜ユニ○ロか…キャバ嬢ならもっと気合入れないと!!」

なんのお話かと思いますよね。でも私は当人なので即、理解しました。
Aさんは私の下着を当てたのです。
服の上からのおさわりのみというお店のシステムに油断していた私。普段であればもう少しマシな下着をするようにはしていたのですが、洗濯をさぼってしまいその日に関しては完全自宅用であるグレーのユニ○ロ上下しかなかったのです。
しかし!そんなことはどうでもいい!
問題は、なぜこの男が私の下着事情を知っているのかということ…。
私の驚きをしり目に、そのおかしな能力の発揮は止まりません。私の次に卓にやってきたセクシー系の先輩を見た瞬間。

A「うわ〜稼いでるね!すごいいいのつけてるね!」

控室でいつも着替えを共にしている私は知っています。この先輩は下着にとってもこだわりを持っている人で、普段からブラ1枚が1万数千円するワ○ールの高級ラインしかつけないということを…。
しかしどう考えてもAさんが私たちの下着をのぞき見るチャンスなどなかったですし、そもそも初対面です。おそらく最初についたベテラン嬢たちも同じ状況におかれ、その結果Aさんのことを「超能力をもっている」などと表現したのでしょう。
その後結局Aさんは場内指名で私を選び、終始「ユニ○ロ」という名で呼ばれ続けたのでした…。
こういうタイプの「変わった人」というのも、世の中には存在するのですね。

【今もどこかの街で】

Aさんはその日、結局ラストまでいました。その中で聴いたお話として印象に残っているのは「今日はこの店珍しく暇そうだってわかってたから来た」「頑張れば乳首の色くらいまでほんのりわかる」「だからわざわざハードなお店に行かなくてもある程度楽しめる」…など。
ちなみに街ゆく素人の女性などについてはあえて「見ない」ということにしているようです。
日常的にそんなことをしていたら楽しみがなくなるし、なにより女性たちに失礼だとか…。
そういった面は紳士なんだな、という反面、私がユニ○ロの上下だということを大声で言いふらしておきながらよく言うわ、と思いましたね(笑)。

その後Aさんは何度か指名でお店に来てくれたのですが、残念ながら転勤で数か月後東海地方へと去っていきました。
詳しくは聞きませんでしたが、全国を飛び回る業種に就いているようでした。
今彼がどこで何をしているかは知る由もありませんが、これは本当に不思議な体験として私の中に残っています。
今でももしかしたらAさんはどこかの繁華街で、特殊な能力を使った下着当てドッキリにいそしんでいるかもしれません。
キャバ嬢のみなさん、普段から下着には気を付けましょうね!
では、また。

ライタープロフィール

儚

元風俗嬢

幼い頃から今に至るまで「事実は小説より奇なり」の変態ホイホイ人間。おかげさまで普通の感覚を超越し、好奇心からデリヘル、箱ヘル、ソープランドから高級クラブ、その他諸々経験済。現在自…

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