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記事タイトル:【知っておこう】風俗は性感染症と関わりが深い!

ライター:小野妹子   閲覧数:1517

2020-03-28 11:56:09

風俗のお仕事で働くにあたって、どうしても心配になってしまうのが性病についてのリスクです。
性病について正しい知識や対応方法、また原因などを知っている方は少なく、「なんとなく知っている」という程度の認識の方も多いと思います。

働いている人の中にも
「このまま風俗で働いていると性病にかかりそうで怖い」
という人もいれば

「性病検査って本当に必要なの?」
と性病に関してあまり関心の無い人もおり、その認識は様々です。

しかし風俗で働く以上自分の体が資本になるわけですから、感染経路や症状、また体に及ぼされる影響についてしっかりと知っておく必要があります。

そこで今回は風俗で働く上で必要な性病の知識ついて簡単にご紹介&説明していきたいと思います。

【性病の種類について】

・そもそも性病とは?

性病とは性感染症(STD)の略称で、主に性行為やオーラルセックスによって感染する病気のことを指します。
少し前までは病院等でも「性病」という名前で呼ばれていましたが、現在は法律の改正によって性感染症という名前に正式に変更されました。

・性病の主な種類と症状

・クラミジア…日本で最も数が多いとされている性病です。
厚生労働省の調べでは全国で約2万5千人以上もの患者がいるとされています。
他の性感染症よりも感染率が高く、一回の性行為で50%の確率で感染するとされており潜伏期間は1週間〜1ヶ月程となっています。

症状:初期症状として性行為を行う際に痛みを感じる様になったり、おりものの量が増えたりします。

他にも不正出血や下腹部に鈍い痛みを感じることがある様です。
放置して症状が進行してしまうと激しい腹痛に見舞われたり、HIVの感染リスクが上昇する原因になります。
また子宮外妊娠や卵管性不妊症の要因に繋がる可能性もあります。

・淋病…男性の場合は性器に強い痛みを伴うことや臭いの強い膿が出るなどの分かりやすい症状が見られる淋病ですが、女性の場合はこうした強い症状が出ずに気付かれないことが多い傾向にあります。

おおよそ80%の女性が自覚症状が出ないという調べがあり、知らず知らずのうちにパートナーに移していた、という人も少なくありません。

一度の性交での感染率は30%程度で潜伏期間は2日〜2週間程です。
症状:おりものが普段と色が変わったり量が増えたりします。

性器にかゆみや痛みが出ることもあり、悪臭がするようになることも特徴です。
また不正出血(月経とは関係の無い出血)が起きる場合もあります。
治療せずに放っておくと不妊の原因に繋がる可能性があるため注意が必要です。

・性器ヘルペス…性器ヘルペスは感染していることになかなか気付けない性感染症としても有名で、自覚症状のある人が全国で8000人程度であることに対し自覚症状のない患者は数万人にも上ると言われています。
粘膜同士の接触がなくとも感染することのある性感染症で、非常に感染力が強いとされているのが特徴です。

症状:初期症状は赤みのあるブツブツ、小さな水ぶくれの様なできものができたり、その周辺に軽い痛みを感じ始めます。

また症状が出始めると同時に発熱することもある様です。
症状が進行すると排尿時(おしっこ)時に痛みを感じたり、赤みを帯びていた部分が広がって皮膚が炎症を起こしたりします。

・梅毒…2010年に比べて近年は5倍以上の患者数となっている梅毒は、一回の性行為での感染率が30%と高く、潜伏期間は2〜3週間となっています。
症状:性器周りにしこりを感じる様になったり、足の付け根が腫れてき始めます。

また全身に発疹が出るという症状も見られる様です。
末期症状は皮膚や筋肉にコブの様な大きなしこりが出来たり、脱毛症状が出たりします。また妊娠中の場合は早産に繋がる原因とも言われます。

【性感染症の感染経路について】

性感染症は感染している人物との性行為によって感染します。
病原体を含んでいる精液や分泌液、血液等が口や性器などの粘膜に接触することで感染するのです。
粘膜同士の接触ですのでSEXをしていなくともオーラルセックス(キスやフェラ等)をしている場合、感染する可能性があります。

逆に日常生活では感染することはまずありません。
手すりやつり革を触ったり、握手をしたり、コップの回し飲みをしたり等、一般的に「風邪」が移る程度の行為は性感染症の感染とは無縁となっています。

その理由は、性感染症のウイルスや菌は外気に弱く、一度外気に触れてしまうとすぐに死滅するからです。
また飛沫感染等も無いのが特徴です。

※飛沫感染

くしゃみなどによって体外に出る唾液からウイルスや菌が他人へ移る感染方法。
性感染症は飛沫感染で移る事はまずありません。

【まとめ】

今回は性病の種類について簡単にご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
性病は予防や治療が可能な病気であり、決して放置してはいけません。
風俗は性感染症と常に隣り合わせの仕事となります。
検査や予防はしっかりと行う様にしましょう!。

ライタープロフィール

小野妹子

小野妹子 業界関係者

元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…

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