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風俗トピックス

風俗で料亭?ちょんの間って何のこと?

志波 濱

2023-04-28 11:28:45

本番ができる風俗と言えばお風呂屋さん、そうソープが第一選択肢になっていきますが、料亭と呼ばれる料理組合でも実質本番を楽しめます。

ん?料亭?ちょっと敷居とお値段の高そうなご飯屋さんのことかしら?
と思った方もいることでしょう。

しかし、風俗における料亭は違った意味合いを持っています。

どういうことかと言えば、それはいわゆる元赤線、青線地域にある性風俗サービスを提供するお店の形態の一部の事を指す言葉であるからです。他にも旅館、スナックとして営業するところもあり、これらを合わせて「ちょんの間」と呼んでおり、基本的に本番が可能なお店として知られています。

ちょんの間?また新しい名詞を出しおって……という方のためにさらに解説をしていきましょう。

【ちょんの間って何?】

日本の性風俗店は売春防止法という法律がある為、原則的に女性器への挿入、つまりは本番行為が不可能です。ソープはいわゆるお風呂屋における女性との自由恋愛の場という「こじつけ」で本番が可能ですが、同様の形式のものでちょんの間と呼ばれる風俗があります。

あまり聞いたことがないかもしれませんが、「サクッとちょっとの間にヤレる!」ことからちょんの間と呼ばれていました。東南アジアや欧米で見られる置屋と同様のタイプの風俗店ですが、日本においては川崎の堀之内などが特に有名なちょんの間街として名を馳せていましたね。

詳しくは後述しますが過去形であるのは現在はほぼ存在しない故……今は昔の栄華ということです。

他風俗と異なり、客引き、働く女性の管理を担当する遣手婆が大きな存在感を見せ、交渉がまとまり次第女性とサクッとセックスをする……という訳ですね。因みにちょんの間はお風呂屋さんではない為、シャワーや湯舟はなく、ササッとウェットティッシュで患部を拭いて、行為を短いスパン(15、20分~30分程度)で終わらせる早業の風俗店舗として有名です。

ソープと並んで本番ができるちょんの間ですが、基本的に風俗案内所やWEB等で大々的に広告を出すことはなく、噂が噂を呼び客を呼び寄せる、実に雅な風俗であります。北は北海道から南は沖縄までポツポツと点在していますが、その数は非常に少なくないです。

【風俗の料亭とは?】

料亭の場合は風俗許可を取っている社交飲食店であり、しっかりと地域に根付く組合に加盟しながら、男性たちの憩いの場となっています。つまるところ働く女の子は女中、給仕さんであり、個室に案内されてプレイを楽しんだ後に、コーヒーや水などのサービスを受け、建前は飲食店として機能しています。

関西地区の旧遊郭地区には、この形態の料亭が点在しており本番サービスを楽しめますが、料亭でのプレイが可能な場所は限局されているのが現状です。

【果たして合法?それとも違法な風俗?】

料亭を始めとしたちょんの間は若く容姿端麗な女性が非常に多い印象ですが、実はデリヘル、ソープ同様に中年以降の崩れかけのいわゆる地雷嬢も在籍しており、女の子のレベルはピンからキリです。

さてそんなちょんの間ですが、これは本当に合法なのか?という疑問が残ります。実はこの点に関してはかなりデリケートな問題であり、先程少しお話しした川崎の堀之内のちょんの間は摘発されてほぼ全滅。当たり前ですが本番前提のサービスを行うわけですから、警察にマークされても不思議ではありませんね。要するに違法風俗といえます。

しかしながら新地組の場合は料亭組合に加入しており、セックスの有無はあくまで働く女中設定の女性と客である男性次第。ちょっとしたお痛の代償は、料理組合の看板によって守られており、合法ではありませんが、違法とも言い切れない。つまりはグレーゾーンの性風俗店として認知されており、この点はソープと同様です。

なんだか釈然としませんが、いわゆる料理屋としてのお膝元の下での自由恋愛であれば、100%とは言わないものの営業が可能になるということなのでしょう。このような曖昧な設定による自己解釈は、本番ありきの性風俗店のお決まり文句になっているのです。

【ソープと料亭の違い】

風俗の中でソープと比較される料亭ですが、その違いから料亭でできる風俗プレイを解説していきます。まずソープとの徹底的違いについてです。

①料亭は関西地区の旧遊郭地区にしか存在しない
②ソープのような至れり尽くせりなプレイは料亭では不可
③ヤリ手婆に直接交渉するのが料亭
④15~20分などの短時間プレイが料亭基本メニュー
⑤キスNG、フェラ、前戯なしという料亭も多い
⑥料亭はWEBなどで広告を出さない
⑦料亭の性病罹患リスクがソープと比べ低い

などがソープとの主な違いです。

まとめると料亭では入り口で座る女の子を実際に見ることができ、交渉は隣にいるおばさん(遣手婆)と行い料金を手渡しします。なお女の子はホステスと呼ばれています。

シャワー設備がある料亭とない料亭があり、基本サービスは生ぬるいものばかり。ゴムフェラが前提であったり、キスがNGであったりすることも多く、飛田新地などはフェラもNGでゴムありの本番でサービスは終了する為、地区間での相違こそあれど、マットサービスなどはもちろんありません。

15~20、30分などの短時間で終わる為、とりあえず挿入できればと言う方や時間がない方にはオススメですが、15分あたり10000円前後と少々お高めになってますね。

【飛田新地は最高レベルの料亭】

飛田新地は料亭組合の中でもトップを独走しています。明治~昭和を思わせる建築物の中で行われる男と女の秘め事、情緒あふれる風景の中で行う本番セックスは堪らないと近代建築マニアは口々にそう語ります。

飛田新地では基本前戯もフェラもNGですが日本最高峰、高級ソープの上を行くようなルックスの女性がズラリ。ただしどこの新地でも言えることですが、ゾーンごとに女の子のルックス、年齢が異なること、そしてサービスにも差があることがあります。

例えば飛田新地では青春通りやメイン通りではビックリするような女の子が在籍していますが、妖怪通りと呼ばれるところには豊満であったり熟女が居座っていることも。

当然と言えば当然ですがモデル級が在籍する通りではサービスが薄く、地雷嬢が多い通りでは、中出しや生フェラなどのサービスが受けられることもあります。

飛田新地を例にそのサービスの差について解説しましたが、同じ近畿地域でも建物、女の子の質、サービスは若干異なるので、それらを比較してみるのも面白いかもしれませんね。

ライタープロフィール

志波 濱 風俗愛好家

様々な風俗を遊び歩いている風俗愛好家です。 しがない風俗好きの一般人ではありますが、ゆるりと執筆させていただけたらと思います。

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