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風俗トピックス

なつかしい性風俗「ラッキーホール」「ファッションマッサージ」とは

清水剛

2018-08-23 13:36:54

風俗愛好家の清水剛です。

みなさんは、「ラッキーホール」と「ファッションマッサージ」ってご存知でしょうか。

もしかすると、若い人は初めて聞く名前かもしれません。

どちらも、30年くらい前に流行した風俗なのですが、現在は影も形もありません。

だから、若い人が知らないのも無理ないのですが、もしかするとこの2つの風俗が、現代風俗の始まりといってもいいのかもしれないのです。

といっても、これはあくまでも清水剛の見解ですけどね(笑)

ちなみに、ファッションマッサージはファッションヘルスと似た名前ですが、サービスの内容は違います。

今日は、ちょっとなつかしいこの2つの風俗についてお話ししてみたいと思います。

【ラッキーホールのルーツはアメリカ】

ラッキーホールがどんなものか知らなくても、性風俗で「ラッキー」とつけば、それだけで楽しいことだとわかりますよね(笑)

しかも、ラッキーのあとに「ホール」と続くんです。

ホールって穴のことです。

もう想像のついた人もいると思いますが、ラッキーホールというのは、ベニヤ板に穴を開けて、お客がその前に立ってペニスを穴の中に入れると、ベニヤ板の向こうで女性がしごいたり咥えたりしてくれるサービスのことです。

ラッキーホールができると、すぐにマスコミが飛びつきました。

テレビや雑誌で何度も取り上げられてたちまちブームになり、ラッキーホールは全国に広がっていきました。

でも、正確に言うとテレビでは、それほど取り上げられていないかもしれません(笑)

というのも内容が内容だけに、テレビではラッキーホールの説明もしにくいでしょうからね。

だけど、深夜番組なんかでは取り上げられていたので、ご覧になった方もいると思います。

ラッキーホールは、これまでにない風俗ということで、大変な注目を集めました。

では、ラッキーホールはどうして誕生したのでしょうか。

実は、このラッキーホールのルーツはアメリカにあったんです。

ある日本人がアメリカに旅行に行ったときに、たまたま入った風俗がラッキーホールでした。

しかし、アメリカのラッキーホールはやることが違います。

壁に20~30センチくらいの丸い穴が開いていて、壁の向こうから女性がこちらに向けてお尻を突き出すのだそうです。

もちろん、突き出すのは裸のお尻ですよ(笑)

そこへ、こちら側から男性がペニスを女性のアソコの中に挿入するのが、アメリカのラッキーホールだったのです。

つまり、男と女が壁をはさんで立ちバックでセックスするわけです。

アメリカってやることが半端ないですよね~。

それを見た日本人旅行者は、このラッキーホールを日本でやりたいと考えました。

だけど、これをそのまま日本に持ち込むわけにはいかないので、日本の法律に触れないように形を変えたのが、いわゆるラッキーホールなのです。

【ブームの落とし穴】

ラッキーホールはどんどん増えていって、日本中で大ブームとなりました。

しかし、ブームになると問題も出てきました。

それは、ベニヤ板の向こうにいるのは誰だかわからないからです。

もしかすると、向こうにいるのは若い女の子ではなく、おばちゃんではないかという噂が立ち始めました。

それだけではありません。

「いや、おばちゃんならまだいい。ベニヤ板の向こうでしごいたり咥えたりしてるのは、もしかして男じゃないのか?」という噂も出るようになったのです。

ラッキーホールにとって、これは致命的でした。

そういう噂が流れると急激に客足が減っていき、閉店に追い込まれる店が続出してしまったのです。

現在、ラッキーホールという風俗は全く見かけませんが、今後復活しても面白のではないかと思いますよ。

【ファッションマッサージとは】

ファッションマッサージは、現在のファッションヘルスとちょっと似たところがあります。

しかし、ファッションヘルスと違ってフェラチオのサービスはありません。

ファッションマッサージは、手コキだけでサービスする風俗なのです。

でも、ファッションマッサージが誕生した当時は、風俗といえばソープランドしかありませんでした。

※ちなみに、ソープランドは当時は「トルコ風呂」と呼ばれていました。

そこへ、新しい風俗としてファッションマッサージが登場したのですが、こちらもマスコミが取り上げると大ブームとなりました。

当時はフェラチオのサービスをする風俗店はまだなかったので、手コキだけでも十分満足だったんですね。

しかし、手コキだけでは物足りないという客が増えてきて、フェラチオサービスをウリにするヘルスやピンサロなどが出てくると、ファッションマッサージ店はしだいに姿を消していきました。

現在、ファッションマッサージという名前の風俗はなくなりましたが、手コキだけのサービスをする風俗店はたくさんあります。

いわゆる、手コキ専門店という店です。

これは、ファッションマッサージが廃れてヘルスやピンサロが増えたのですが、一方で手コキだけを希望する客も増えてきたので、手コキ専門店があとからできたのです。

手コキ専門店に通う客は、フェラチオによって感染する性病を心配する人が多いようです。

風俗には行きたいけど、病気はもらいたくない。

そういう客が手コキの店に行くわけですが、こうして形と名前を変えて、ファッションマッサージは現在も生き残っているという言い方も、できるのかもしれません。

ライタープロフィール

清水剛 風俗愛好家

風俗をこよなく愛するフリーライター。 ただし、風俗には「愛」がないと嘆いてもいる。 アダルト記事を中心に執筆活動を展開し、某スポーツ紙の電子版に3年以上にわたってアダルト小説を連載中…

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