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風俗トピックス

風俗店のスタッフ~電話対応編~

小野妹子

2018-07-29 18:06:08

風俗店のスタッフの仕事内容に興味のある方は多く、私もよく友人から質問されることがありました。
実際に風俗店のスタッフがどの様な仕事をしているのかって、なかなか分かり辛いですよね。
スタッフの仕事と一口に言っても、様々な仕事があり、店舗によってはその仕事専門のスタッフがいたりもします。
そこで今回はデリバリーヘルスにおける、電話対応のお仕事について解説したいと思います。

【電話対応と言えばまずはこれ、お客様の受付】

風俗店で最初に覚えさせられる電話対応と言えば、お客様のオーダー入電です。
デリバリーヘルスには店舗受け付けが無いため、基本的には電話でオーダーを受け付けます。
メールでの受注もありますが、電話をかけてくるお客様の方が圧倒的に多いです。

お客様からのお電話を受けたら、基本的には下記の様な手順でオーダーを聞いていきます。
1.会員か新規客かを確認し、会員であれば会員ナンバーや電話番号で調べる。
2.目当てのキャストがいるのか、それともフリーで遊ぶのかをお客様から聞く。
3.自宅で遊ぶのか、ホテルで遊ぶのかを聞く。自宅の場合は住所、ホテルは部屋番号を確認する。
4.遊ぶコースを確認し、総額がいくらになるのかを伝える。
5.派遣までにどれくらいの時間が掛かるか、おおよその時間を計算してお客様に伝えておく。

大体のお店は上記の様な流れをマニュアルとして採用し、新人スタッフへ教えます。
お客様によってはいきなり「○○ちゃんは何時からいける?」「○○ホテルでフリーならいくらでいける?」など、
自身の聞きたい情報を開口一番に聞いてくる方もいらっしゃるので、その場合は臨機応変な対応が求められます。

要領の悪いタイプの方はこういった電話が来ると、完璧な情報を相手に伝えようとして失敗する人が多いです。
例えば、"この店はいくらで遊べるか?"という電話に対して
「お客様が会員様であるかどうかで変わりますし、指名かフリーかでも変わります。それに場所によっても交通費が~…」
といった具合で、先にグダグダと長い説明をしてしまうのです。
この場合の正しい電話対応は店舗のフリー料金のみを「○○円です!」と伝えること。
まずはそれで料金を提示して、そのあとからお客様の情報を頂き「その場所ですと交通費が別途○○円です」「会員様ですので○○円引きになります」といった細かい料金の説明をするのです。

電話の受付はその人の話術やコミュニケーション能力が試される仕事。
口下手な人には少しハードルが高いかもしれませんが、慣れれば簡単なものです。
また、そういった能力が高い人にとっては絶好の実力アピールが出来るところでもあります。
受付の上手いスタッフはお店で重宝されることが多いですから、良いスキル持ちとして認めて貰えることでしょう。

【必ず通る道、キャストやドライバーの電話対応】

電話対応というのは何もお客様だけではありません。
一緒に仕事するキャストとドライバーの電話対応も含まれています。

基本的にドライバーには電話でどこへ向かうのかの指示を出すことがほとんどです。
キャストの出勤キャッチ(迎えに行って車に乗せること)や、お客様の元へ届ける際の住所などを伝える時も電話を使用します。
ドライバーから目的地到着の電話や、キャストをキャッチした連絡を受けつつ、迅速に次の指示を出す必要があるのです。

またもうひとつがキャストからのインコールとアウトコールです。
インコールとはキャストがお客様と無事合流し、今からプレイを始めますという連絡を受けること。
その際にプレイ時間や受け取る料金の確認をして、間違いが無いようにキャストに伝えます。
そしてアウトコールはインコールの逆、こちらからサービス終了を知らせる電話をキャストに伝える電話です。
インコールで確定したコース時間の10分~15分前に掛けるのが一般的となっています。
さらにアウトコールの際に、迎えにあがっている車のナンバーを伝えるパターンが最も主流です。
「○○ちゃん、お時間10分前です。ナンバー○○○○の車が下についてます!」
と言った感じですね。

【これが出来れば一人前!お客様からのクレーム対応】

電話対応の仕事で最も骨が折れるのは、お客様からのクレームの電話対応です。
クレームの電話はもれなくお客様が怒っていらっしゃいます。
どんな人間でも、怒りをあらわにしている人と接するのにはエネルギーを使ってしまうものです。
お客様からくるクレームには様々なものがありますが、ここではその代表的な例と対処法をいくつかご紹介致します。

①キャストの仕事が適当だった場合

サービス時間中や終了後によくあるクレームの電話です。
キャストが何らかの理由(やる気がない、体調不良、お客様と何かトラブルがあった、等)によりお客様が満足のいくサービスを提供しなかったことが原因になります。
基本的にはサービスを中断し、お客様へ預かった金額を返還、店舗はキャストからいくらか罰金を課す場合が多いです。
ただし、キャストの話を聞くとお客様が本番強要をしつこく行った事が原因とされる場合もあるので、まずは双方の言い分を聞くのがベターと言えます。

②スタッフが言ったことと違いがあった場合

仕事を獲りたいがために、お客様へ誇張しすぎた情報を与えてしまう場合です。
例えばルックスのレベルがそこまで高くないキャストのことを「芸能人級のスーパー美人です!」といった感じで紹介します。
ですが実際はそこまでのレベルではないので、案内した際にバレてしまいます。
これはキャスト自身にも迷惑が掛かる行為であり、こういった接客をしたスタッフは何かしらの罰則を受けるのが一般的です。

③案内時間を大幅に過ぎている場合

よくあるのがこのクレームになります。
〇時までに到着しますという案内をお客様にしておきながら、何らかの事情で案内時間が遅れてしまうパターンですね。
対処法としてはまず電話が来る前にコチラから何分遅れるのかを伝えること。
また予約を取る際に先に時間が前後してしまう可能性があることを伝えるのが大切です。

【まとめ】

いかがでしょうか?
謎の多い風俗スタッフのお仕事ですが、その一部をご紹介致しました。
風俗店のスタッフに興味がある方の参考になれば幸いです。

ライタープロフィール

小野妹子 業界関係者

元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…

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