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記事タイトル:風俗で感染する性病の種類とその症状についてまとめてみました

ライター:小野妹子   閲覧数:3530

2018-09-27 13:54:49

風俗で働いている人ならば、絶対に考えなくてはいけないリスクがあります。
それは性感染症と呼ばれる病気についてです。
もしかすると経験したことがある人もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は風俗店で働いていると感染の恐れがある性病について、その種類と症状を解説していきたいと思います。

【日本で最も感染者が多いとされるクラミジア】

細菌とウイルスのちょうど間位の微生物に分類されます。
セックスだけに限らず、オーラルセックス(キスやフェラなど)でも感染しますので、ヘルス店で働いていても十分感染する可能性のある病気です。
症状が出にくかったりすると自分が感染していることに気付かず、そのまま彼氏や旦那さんなどのパートナーに移してしまうこともあります。

クラミジアの症状が出る部分は目、喉、性器、肛門の4つで、特に症状が出やすいのは喉と性器になります。

①性器にクラミジアが感染した場合

・オリモノが増える
・セックスをすると痛みが走る
・下腹部の違和感
・生理痛がいつもよりも酷くなる
・不正出血

などの症状が見られる様になります。
また膣内で繁殖するクラミジアの影響で雑菌が性器周りに増えてしまい、臭いがキツくなるという傾向が強いです。
もし女性器からいつもと違う臭いがした時は病院で検査を受ける様にしましょう。

②喉にクラミジアが感染した場合

・喉がイガイガする
・リンパ腺が腫れる様な痛み
・体温が高くなる(発熱)
・鼻水が止まらなくなる
・鼻詰まりがひどくなる

喉に感染したクラミジアは「咽頭(いんとう)クラミジア」と称されます。
その症状は風によく似ていて、素人目には判断ができません。
いつもの風邪よりも症状が酷い、治りが遅いと感じた時は咽頭クラミジアの可能性も考えられますので、迷わず病院を受診しましょう。

【淋病】

淋菌という最近の仲間に感染することで発症する淋病は、感染から症状に至るまで2~7日間の潜伏期間があります。
クラミジアの次に多いと言われている性病で、男性に出る症状が重く、女性に出る症状は軽いのが一般的です。
そのため、病院に淋病の治療で通う人の多くは男性で占められています。

女性の淋病の症状は
・性器周りのかゆみ
・生理痛に似た鈍痛
・おりものに白黄色が混ざる
・おりものから悪臭
・不正出血

などがありますが、いずれの症状も軽度である場合がほとんどで、酷い症状になることは稀です。
そのため淋病による症状をただの体調不良などと勘違いしてしまい放置する人が少なくありません。
その状態で風俗のお仕事をするせいで、お客様やお店全体に病気を蔓延させてしまう可能性もあります。

さらに淋病を放置することで重大な合併症や病気を引き起こす引き金になることも忘れてはいけません。
卵管炎や腹膜炎といった激痛を伴う病気を発症してしまったり、それが原因で子宮外妊娠などが引き起って赤ちゃんを産めなくなる可能性も0ではないのです。

【カンジタ】

膣内や性器周辺にかゆみやその他の症状がでるカンジタは、実は性交渉に関係なく発症する病気です。
性器周りの症状は性病であるというイメージが強いため、よく勘違いされます。
カンジタ発症の原因は「カンジタ菌」と呼ばれる真菌です。
この菌はどんな人の体にもあるものであり、免疫力が低下するなどの原因で繁殖してしまうことで症状を発症します。

ちなみにカンジタの症状自体は、一般女性の5人に1人が発症していると言われており、とても身近な病気です。
風俗店で働いていない人でもそれだけ多くの発症者がいる病気ですので、注意する様にしましょう。

①カンジタの症状

・膣の中やその周辺がかゆくなる。
・膣内がピリピリ痛む、膣内が発熱する
・性器周辺にブツブツができる
・挿入時に痛みを感じる
・ヨーグルトの様な白のおりものが増加

主なカンジタの症状として上記があげられます。
ただの体調不良では説明のつかない性器周りのトラブルですので、比較的に発見は早いことが多いです。
早期治療のしやすい病気と言えます。

②カンジタの感染経路

初めにも述べた様に、カンジタは性行為やオーラルセックスなどで感染し発症するものではありません。
性感染症学会では実際にそうした行為が原因でカンジタが発症する確率は5%程だと明言されています。

カンジタの発症は体調不良やストレスによる免疫力の低下が原因とされていて、自身の体にあるカンジタ菌の自己感染が主な感染経路となるのです。
ピルの服用や生理、妊娠によるホルモンバランスの乱れが自己感染に繋がりやすいと考えられています。

またナプキンの交換などを怠っていると、デリケートゾーンが蒸れてしまい、カンジタ菌の繁殖を促進してしまいます。
こまめに取り換えを行い、清潔に保つことが大切と言えるでしょう。

【まとめ】

今回は風俗店で働いていると感染する恐れのある性病について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

風俗業は体を使うお仕事であり、多数の男性と肌を重ね合わせます。
そのため一般女性と比べると性病に感染する確率は高く、いかに自分の身を守るかが大切になってきます。
出来ることならば自分のかかりつけのお医者さんを決めて、定期的に性病検査を行うのが良いでしょう。
少しでも病気のリスクを抑えることが、後々後悔しない様にするための秘訣ですよ!

ライタープロフィール

小野妹子

小野妹子 業界関係者

元風俗店経営者 19歳から風俗業界へ飛び込み、20歳で店舗責任者へ就任 以降エリアマネージャー等に昇格後、諸事情により退職 その後別グループにてフランチャイズで店舗展開し、経営を安定させ…

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