保健所のやっているエイズ検査に行ってきた。

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風俗総合

ライター：百花繚乱閲覧数：4509

2018-09-21 14:39:56

こんにちは、アダルトライターの百花繚乱です。

今日は皆さまがうっかり忘れかけているかもしれない「HIV・エイズ」についてのお話をしていきます。風俗嬢をしていたり、風俗店に行ったりする人たちには、とっても大事なことです。

【HIV・エイズはなぜ聞かれなくなった？】

わたしがまだ若いころ、それは10年くらい前でしょうか？エイズ検査に行くことがとっても流行ったことがありました。

エイズ検査に行った＝意識高い自分！みたいな方程式がありました。

テレビCMでも「ストップ！エイズ」とか、セーフセックスのためのコンドームのこととか、エイズ検査に行く必要性のことがバンバン放映されていました。不思議です。現在は全くと言っていいほど見かけることはできません。

今のテレビマンたちは「エイズはもう流行らないからな～」と言っているそうです。これは、感染者数が減少したからではありません。

むしろ、HIV・エイズに感染したり発症したりする人々は増加の一途をたどっています。遠い外国のお話ではありません。ここ、日本のことです。先進国の中で唯一エイズ感染者数が増加傾向にあるのは、日本だけです。

この理由にはいろいろな背景がありますが、恐ろしいことですよね

現代ではHIVに感染しても、投薬によってエイズの発症を抑えることはできます。しかしHIVにかかると、3割負担でも毎月10万円近いお金が薬代などによって飛んでいきます。感染すれば風俗で働き続けることも不可能になり、辞めざるを得ません。生活が破綻するのは、目に見えていますよね？

【どうしたらHIVにかかってしまう？】

風俗にかかわる人がHIVにかかってしまったとしたら、まず疑われるのが「性的接触」によるものです。自分は本番をしていないから大丈夫！という思い込みも危険です。

素股やフェラなどのヘルスサービスでも、粘膜同士が接触します。これだけでも、じゅうぶんにHIV感染のリスクがあるのです。

HIVに感染するときは、たった一度の性的接触です。あなたの一本当たりのバックはいくらでしょうか？たった1～2万円やそこらで一生ものの不治の病をもらってしまっては、割に合わないにもほどがありますよね。

【保健所では無料検査もあります】

まずは一度、エイズ検査に行ってみませんか？わたしは今は夫としか性的接触はないのでたまにしか行きませんが、現役風俗嬢のころはこまめに行っていました。

わたしが行ったのは、渋谷区保健所です。こちらでは月に一度、無料でHIV検査を実施してくれています。

実施されているのは毎月第三木曜日の午前9：00～10：30ですので、事前に渋谷区保健所に電話をかけて、予約を取ります。名前を名乗ったりする必要はありません。匿名で受けられます。

渋谷区保健所ではありがたいことに、その他のより感染確率の高い性感染症（梅毒・クラミジア）の同時検査も無料で受けられますので、それもお願いすることにしました。

梅毒もクラミジアも、現在爆発的に流行っていますので、絶対に同時検査することをおすすめします。恥ずかしながらわたしは、過去にこれで梅毒やクラミジアにかかっていることに気づけた経験があります。

さて、予約の日時がきたら渋谷区保健所に足を運びましょう。各線渋谷駅から徒歩で10分くらいの場所にあります。そんなに混雑もしていませんし、普通の病院のような雰囲気の場所で検査は行われます。

受付で予約番号を伝え、検査申込書をもらって記入をします。もちろん、健康保険所を提出したりすることはありません。最初から最後まで、匿名でOKです。

そのあとは、医師による簡単なカウンセリングがあります。「感染するような心当たりから60日経過していますか？」という質問は必ずされるかと思います。危険行為からまだ日が浅いと、検査結果が正しく出ないからです。「風俗嬢をしているんですか？」みたいなプライバシーにかかわる質問をされることはありませんので、安心してカウンセリングを受けてください。

カウンセリングが終わったら、いよいよ採血です。すぐに終わりますよ！