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推しは推せるうちに推せ!風俗嬢自身も口酸っぱく言う本当の理由とは

野田 珠輝

2022-12-06 11:43:19

元風俗嬢ライターの野田珠輝(たまき)です!
「推しは推せるうちに推せ」
推し活という言葉がメジャーになってから、風俗界隈でもよく言われるようになったのをご存知でしょうか?
今回はその真意について、さまざまな角度から解説してみましょう。

【風俗嬢は突然いなくなる】

これについては語弊があるかもしれません。
もちろんしっかり仕事をこなし、辞める前にはお店に伝えてお客様にも告知。
きちんと業界を卒業、または別のお店に移る女の子もいます。

ただし私のような(元)不良風俗嬢は「あーやる気ない…。もういいや」と無断欠勤をし、気まずいのでもう行かなくなった…なんてことも。
そのほか、
・嫌なお客様にあたって働くのがつらくなった
・スタッフと合わなすぎて退店の話すらしたくなかった
・待遇が悪いと感じるようになった
このような理由でお店を飛ぶこともあります。
世間一般的には考えられないかもしれませんね。
ただ、事前に退店の申し出をするとフリーをつけてもらえなくなる可能性も考えられます。
そのためいきなり「今日で辞める」と伝えたり、飛んでしまったりするのです。

【出稼ぎ風俗嬢の増加】

昨今は、出稼ぎで働く風俗嬢も多いことはご存知ですか?
大都市から地方に行く場合が多いですが、逆に地方から都内に働きに行くこともあります。

私は何度か出稼ぎをした経験がありますが、今ほどこの働き方が一般的ではなかったためか、基本的にはお客様に出稼ぎであることを伝えていました。
「えー!一週間しかいないの?じゃあ明日も来なきゃ」と指名してくれる方も多かったです。
今は出稼ぎ風俗嬢であることを明かさないで、と言われることが多いようですね。
特に地方では「東京から来た」なんていうと、ここ数年世間をにぎわせ続けているウイルスを持っているのでは?と思われがち。
たとえば都内から中核都市に行く程度なら問題ないかもしれませんが、田舎になればなるほどその傾向は強まります。

出稼ぎは条件が良ければ同じ店にまた来月…ということもありますが、居心地や稼ぎが悪ければ一回こっきりのこともあります。
もしフリーやネット指名で気に入った女の子が出稼ぎ嬢だったとしたら、もう二度と会えない可能性が高いのです。
日本全国に数多ある風俗店から、その女の子を探し出せるでしょうか。
フットワークが軽い風俗嬢であれば、北海道から沖縄まで全国どこへでも行きます。
それも札幌や那覇のような県庁所在地だけとは限りません(札幌は道庁所在地ですが)
気に入ったら、時間とお金が許す限りすぐに遊んであげてください!
本指名のお客様が多ければ、また同じ店にやってきてくれる可能性は高まります!

ちなみに出稼ぎ風俗嬢を見分けるコツとしては、
・長時間勤務
・連勤が多い
・写メ日記の更新が多い
などが挙げられます。
出身地を聞いてみると「今は事情がありこちらに住んでいるが生まれは東京」のように、暗に出稼ぎであることを教えてくれる子もいるかもしれません。

【推しが急にいなくなったら?】

私事で申し訳ありませんが、アーティストの推しが突然いなくなったことがあります。
ただしライブに行けるときはなるべく行っていましたし、生で聴きたかった曲も演ってくれたため満足。
後悔の念がゼロとまでは言いませんが「ちゃんと応援できた」と感じられました。

週3〜4日同じ曜日・同じ時間帯で定期的に出勤している風俗嬢も、いついなくなるかはわかりません。
きちんと退店をお知らせしてくれたとしても、次のお店は未定でしばらく休養ということはあり得ます。
LINEやTwitterなどでつながっていれば新しいお店が決まった時点で教えてくれるかもしれませんが、そういう子ばかりではありません。
すっぱりとアカウントを消してしまう女の子もいます。
「もっと会いたかった」「こんなこともしてみたかった」と思っても、いなくなってしまってからは後の祭り。
後悔しても時間は返ってきません。

私は推しがいなくなったとき、多少無理してでもライブに通い続けていて良かったと心底思いました。
そして「推しは推せるうちに推せ」の本当の意味を、身をもって理解したのでした。

【まとめ】

風俗嬢は始めやすく辞めやすいもの。
辞めやすいというのは、本当の意味で風俗業界を卒業して辞めるということではありません。
お店を辞めるのは、一般的な昼職のように一か月前の事前告知なんて必要ありません。
一週間前でも、3日前でも大丈夫。
そしてかつての私のように、何も言わず辞めることもあります。

女の子はお店に雇用されているわけではなく、しかも基本的に全額日払い。
キャバクラのように「給料日は来月だから働いた分がもったいない…」という抑止力もありません。
そういうこともあって飛んでしまう子が多いのでしょう。
大きな理由なんてなく「なんだかこの仕事に疲れたな」と突然いなくなることだってあります。
楽しそうに働いている、いつも笑顔の風俗嬢もそれは例外ではありません。

『推しは推せるうちに推せ』
ぜひ皆さまには後悔のないように風俗遊びをしていただけたらと思います。

ライタープロフィール

野田 珠輝 元風俗嬢

北の孤島に在住する元風俗嬢ライター。 体験入店を含めればほぼすべての業種を経験したといっても過言ではない。 基本的にはソープがメイン。 きちんと在籍したのは、メンズエステやデリヘル、…

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