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こんにちは、アダルトライターの百花繚乱です。

今回はほとんど「常識」と「当然のマナー」のような内容になっています。それでも若い風俗嬢（に限らず、もしかしたらアラフォー風俗嬢にもいるかも？！）の皆さまは、知らず知らずのうちにお客様を傷つけるような発言をしてしまったことがあるのではないでしょうか。

お客様を傷つけたり、失礼に当たる発言をしたりしたら、その人は絶対にあなたを二度と指名することはなくなります。つまり、大事な大事な本指名さまを一人失うことになるのです。

本指名客は、風俗嬢であるあなたのいわば「生命線」のようなもの。できるだけ多くの本指名客をキープできるよう、常識とマナーある会話をするように心がけるべきです。それに気を悪くしたままお店を出られるよりも、気分良くニコニコ笑顔で帰ってもらったほうが、こちらとしてもお仕事のやりがいにつながりますよね！

それでは、どんな言葉がお客様を傷つけたり、または気分を害されたりするのか見ていきましょう。

【肉体的な欠点を指摘してはいけない】

こちらは「そんなの常識！」と、誰もが思うことでしょう。他人の肉体的な欠点を指摘してはいけないのは、小さい子供でも学校で教わっていることです。

風俗店には、身体にさまざまな障害があるお客様も来られることがよくあります。そういった人に面と向かって「あっ、足が悪いんですね？」なんて言ってしまう風俗嬢が、万が一にでもいたとしたら……即、風俗店はおろか接客業全部を辞めるべきです。こんなことはわたしにわざわざ言われなくても、皆さまわかっていらっしゃるとは思いますが……。

そういった大きな障害でなくても、風俗店にはいろんな肉体的コンプレックスを抱えた男性が来店されます。例えば髪の毛が薄いだとか、背か低いとか、太っているとかということです。

リピーターのお客様になって気心が知れてきて、気がゆるんできたころが要注意するとき
です。

「またちょっと太ったんじゃないですか〜？」
「高いヒールを履いたら、わたしのほうが背が高くなっちゃいそう〜」

あなたは軽いジョークのつもりでも、こういうことを言われると男性のプライドはすっごく傷つきます。

特に一番の禁句は男性器に関することです。普通は黙っているものですが、仲良くなったから許されると思い込んで、ブラックユーモアを発揮する悪ノリ女性って少なくないです。

「こういうのって包茎っていうの？」
「かわいい！（性器が小さいという意味になります）」

男性器のコンプレックスに触れられたお客様は、二度とあなたの顔も見たくなくなることでしょう。

【プライバシーにかかわる質問はしない】

これは、風俗嬢のほうもよく言うことですよね。

「彼氏はいるの？結婚はしてるの？」
「お店年齢は〇歳になってるけど、本当はいくつなの？」
「本名なんていうの？」
「どこに住んでんの？」

すべて、質問されたらムカッとくることばかりではありませんか？そんなプライベートなことをバカ正直に答えたら身バレにつながるし、絶対に言いたくありません。聞いてきたお客様のことも、なんだか嫌いになっちゃいますよね。

でも実は、風俗店にくるお客様のほうも同じことなんです。風俗嬢に身バレしたくないのです。それでは、上の質問を男女逆にしてみましょう。

「彼女はいるの？結婚は？」→彼女や嫁がいてモテるなら風俗に来てねーよ！
「年齢はいくつなんですか？」→お父さんより年上だとか言ってバカにしたいのか？
「予約するときいつも“佐藤さん”だけど偽名でしょ？」→本名なんて知られたくねーし！偽名に決まってるだろ！
「どこに住んでるんですか？」→それを聞いてどうするんだよ、近かったらなんだか怖いな〜。

矢印の右側に書いてあるのが、お客様の「心の声」です。そして、風俗嬢と同じようにムカついています。こんな質問をしたら会話が途絶えて、気まずい空気が流れることになるでしょう。

もちろんお客様のほうから「俺、九州の出身なんだよね。今度の休みは帰省するんだ」なんて話を振ってきたときは一向にかまいませんよ！「そうなんですか、わたしも福岡に親せきがいるから行ったことがあるの。食べ物も美味しくて、いいところですよね！」なんて返して、お客様を盛り上げてあげてください。

ただ、盛り上がりすぎて「ところで○○ちゃんの出身地はどこ？」なんて聞かれても正直に答えないようにしましょうね。そういうときは少し土地勘がある、別の都道府県名を言いましょう。

【まとめ】

このように、風俗客に絶対に言ってはいけないNGな言葉は結構たくさんあります。こういうことは常識的に、言わずにちゃんと胸にしまっておけたほうが万事うまくいきます。

プライベートで知り合った男性にも、同じことは気をつけなければいけません。男性の肉体的欠点を冗談めかしてからかうのはもちろん、しつこく質問責めをする女性は嫌われちゃいますよ！（会話の糸口として、少しだけならプライベートでの質問はかまいません。あなたに興味がありますという意思表示にもなります）